
『グーグル・ムーン』にあった月の表面に出た人工建築物らしきもの
夜空に浮かぶ月は、まるで映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するのデス・スターのように、中身がエイリアンの基地になっている。いや、そもそもがエイリアンによる建築物の人工衛星だという。
月の起源について現在、最も有力な学説は、地球に火星サイズの物体が衝突した際に生じた地球の破片だ。しかし、多くの擬似科学者や陰謀説論者は、物理的な月の存在と地球との距離を無視して、月を人工建築物だと主張している。
確かに、正当な科学者も月のサイズは太陽系の異常の一つだと認識している。物理学者は「なぜ地球程度の大きさの惑星に、比率としてこんなにも大きな月が衛星としてくっついているのか、物理的には説明が不可能なのです。引力などを計算した物理法則に 従えば、月は直径64kmほどでなければならないはずなのですが、実際は3200kmもある」と語る。
その物理法則の矛盾があるため、ある陰謀説論者は「何十億年も前にエイリアンが建築したのが月です。悪名高いスター・ウォーズのデス・スターのように、内部にはエイリアンが生活しているのです」と言う。
陰謀説に詳しく、ブログ『UFOサイティング・デイリー』を運営するスコット・C・ワーリング氏はこう明かしている。
「オンラインで月の表面画像を検索できるグーグル・ムーンで、月が中空であることを発見しました。月の裏側と極地とかの地球から見えにくい場所に、人工構造物が隠れているのです。その構造物こそ、地球誕生前に、エイリアンが月を作った証拠です。構造物の周囲の詳細を見 てみると、ピクセル化ではなく、本物の構造物であることが分かるでしょう」
また、月の密度に疑問を抱く科学者もいる。
アメリカ航空宇宙局(NASA)のゴードン・マクドナルド博士はかつて、「天文学データからは、月は密度が均一ではない。表面が密度が高く、内部が低い。まるで空洞のようです」と指摘している。
1970年7月には、ロシアの科学者ミハイル・ヴァシン博士とアレクサンダー・シュチェルバコフ博士が雑誌『ソビエト・ジャーナル・スプートニク』に「月は知的エイリアンの創造物か?」という記事を寄稿している。その内容は、月は昔に惑星であり、エイリアンによって空洞化されて衛星になったというものだ。
真相やいかに。
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