山里亮太“いまだに嫉妬芸”で呆れ声「いつまでやるの?」「もう響かない」

山里亮太 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

不細工キャラや非モテをコンプレックスとした卑屈さを全面に押し出し、それを芸風として笑いを取ってきた『南海キャンディーズ』の山里亮太。しかし世間やお茶の間は、このキャラで笑えなくなってきているようだ。

11月25日深夜、山里は『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)にて、21日に出演した『おかべろ 2時間生放送SP』(関西テレビ)を回顧。吉本のお笑い養成所・NSC時代を「NSC22期っていうのは『嫉妬の期』と言われてて、『キングコング』というスーパースターが超優遇されていた」「『キングコング』が受賞するシーンを流すっていうクソみたいな授業があった」などと振り返っていく。

当時の講師についても山里は、「一生許さないって思ってんだ、アイツ。1時間何もしゃべらないで『見ろ、これが~』みたいなことを言いやがって」と、かなり厳しい口調で批判する。一応「今思えば、俺たちの嫉妬心をあおる作戦だったのかもしれない」と一定の理解は示したものの、「そんな作戦立てられそうな人間でもなかったけどね」など終始にわたって毒を吐き続けた。

山里亮太で笑えなくなった“2つの要素”

かねてから『キングコング』の西野亮廣を嫌いな芸人と公言している山里。デビュー後、すぐに売れた嫉妬もあるにせよ、20年以上経った今も毒づくあたり、かなりの恨みがうかがえるだろう。

こうした芸風は彼の持ち味だったわけだが、意外にもネット上には

《お前も勝ち組なんだからもうええやん、しつこい》
《もう完全に勝ち組の立ち位置なのに まだ負け犬キャラみたいなのやってるから違和感ありありだわ》
《蒼井優と結婚した奴が言っても、もう響かない》
《やっぱアレがあった後は、もうこういうネタは無理だな》
《加害者のくせに、自分が被害にあった事だけ大声で叫んで同情を買う》
《嫌われ者を選んで被害者顔で喧嘩売るのが支持されてたのになぁ》

など否定的な声が相次いでいる。どうやら、世間の受け止め方がこれまでと大きく変わってきているようなのだ。

「これについての理由は2点。まず大きいのは、なんと言っても女優・蒼井優と結婚したことです。蒼井の女優としての人気はあまり高い方ではありませんが、『有名女優が妻』というのはどう考えても立派なステータス。結婚自体も、これまでの〝非モテキャラ〟を打ち消す行為なわけで、『モテないくんをこじらせすぎて女性蔑視に陥り、毒を吐いて笑いを取る』という、これまでの図式は成立しなくなっています。さらに大きいのは、『テラスハウス』のMCとして、出演者逝去の片棒を担いだようなイメージがついてしまっていること。実際、番組中には亡くなった方へ恨みを向けるようなMCさばきを繰り返していましたから、いずれにしても『お前が言うな』状態なのです」(お笑いライター)

そろそろ〝路線変更〟をする必要がありそうだが、果たして…。

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