ドラマ「東京タラレバ娘」で大島優子の演技が好評な理由

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吉高由里子主演の連続ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)は、原作マンガのファンからの評価がいまいちなためか、視聴率は初回が13.8%、2話目は11.5%、3話目で11.9%と、ぱっとしない推移を続けている。ただ、アラサー女子からは「ぐいぐい突き刺さる」との共感も得ているようだ。

「吉高は、ドラマへの出演が『花子とアン』以来の2年半ぶりだったため、放送開始前から話題を集めていました。そして、芸能界のなかでも“不思議ちゃん”として有名な吉高が、ギャグマンガ要素もある原作の、風変わりな役を演じているため、ドラマの内容を面白いと取るか、ばかばかしいと見るかで、評価が両極端に分かれています」(テレビ雑誌編集者)

同ドラマは、30歳で彼氏のいない3名の女性が、連日のように居酒屋に集まり、“~すれば”、“~したら”と妄想の上での会話にふけることから“タラレバ娘”と呼ばれるところから始まる。

「女性3名の話題の中心は常に男性のこと。集まって飲んで、生産的会話はないのですが、理想も愚痴も仲間だから話せる。恋愛は女性同士で話し合ったところで成就するものでもないし、やけ酒の会話にもなりがちです。同世代の女性の心情がよく表されているので、共感する視聴者も多いようです」(同・編集者)

吉高以外の出演者も存在感がある。榮倉奈々はいままでのイメージになかった茶髪にし、これまでの彼女とは違う演技に挑戦している。そしてもうひとりの女性役の大島優子が、3名のなかでも高い評価を得ている。

「大島は『AKB48』の中心メンバーでした。しかし、このドラマでは、そんな実績を忘れてしまうほど貧相な女性に見えるのです。これが演じている役柄にしっかりと合っています。体調が心配になるほど痩せたことも影響しているでしょう。首などは非常に細くなっています。大島は劇中でめがねを掛けていますが、これは痩せ過ぎを隠すためだと言われているほどです」(アイドルライター)

大島は2014年にAKB48から卒業し、2015年に連続ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系)で主演を務めたが、平均視聴率が6.5%と失敗に終わっている。その後もいくつかのドラマに出たが、最近は以前ほど見なくなっていた。

「幼少時から芸能界で活動しているためキャリアは長いです。しかも、トップアイドルグループで頂点を争うほどの人気があったので、芸能界やテレビ業界も扱いづらかったのでしょう。今回の痩せてしまったことについても、仕事がないことと彼氏がいないことのストレスなのでは? と噂されていました。榮倉は昨年に結婚しており、吉高も彼氏の存在が報じられています。そのため、実際にも“タラレバ娘”なのはは大島だけです」(同・ライター)

大島も、いまの演技が好評ならば、いっそ開き直ってしまった方がいいのではないだろうか。

 

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