貯蓄ゼロの50代が65歳までに1000万円を貯める方法とは?

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金融広報中央委員会が毎年行っている「家計の金融行動に関する世論調査」によると、50代の夫婦の約30%が《貯蓄ゼロ》と回答した。単身者にいたっては46%と半数に近い。

「日本中の現預金を合計すると、916兆円に上り、ひとり当たりにすると約700万円になります。しかし、これはあくまで平均の話です。子供の教育費や住宅ローンに四苦八苦している50代の夫婦には、貯蓄など無縁の話と思われるでしょうが、発想をちょっと変えるだけで意外と貯めることができるのです」(マネーライター)

比較的実現することが容易な具体例を見てみよう。

子供が大学生になった場合、これまでに学習塾へ通っていた場合は月謝の約5万円がなくなる。そこで、この分を口座天引きの積立貯金に回す。これで1年に60万円が貯まる。50歳でスタートすれば、65歳の定年までに単純計算で900万円になる計算だ。

ほかに貯蓄に捻出できるものといったら、自動車のローンであろう。ローンを払い終えたら、継続して払っているつもりで貯蓄する。これだけで一般に必要とされる老後資金の3000万円の、3分の1近くは達成できる。

中央委員会の調査によれば、金融資産を持っている人は1000万円以上が6割。これらの人が50代から無理ない貯蓄を始めたとして、65歳で退職金に1000万円を加えれば3000万円が見えてくる。

「貯金できない人は、余った分を貯金に回そうとするので、しばらくすると行き詰まります。貯まる人ほど積立貯金や財形など、古くからある給与天引きのプランを使って、貯蓄分は最初から確保しています」(同・ライター)

今年から対象が拡大された個人型確定拠出年金は、自分で将来の年金を積み立てる金融商品で、サラリーマンなら最低5000円から1000円単位で最大2万3000円まで拠出できる。しかも掛け金と運用益が非課税で、その分は節税になる。

仮に掛け金が年額18万円で、所得税率20%、住民税率10%とすると、節税効果は30%分で5.4万円になる。税金を払ったつもりでそれらを貯金に回せば、15 年で81万円。所得税率が高い人なら効果はもっと大きい。掛けた分は60 歳を超えてから年金として受け取れ、二重でお得だ。ただし、60 歳まで引き出せないので掛け金は余裕資金を充てるべき。

お金は老後の不安を解消するのに不可欠。小額からでもよいので、貯蓄の習慣を付けてみよう。いずれ、ちりも積もれば山となるのだ。

 

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