借金1000兆円超!でも、やっぱり日本が「世界一の金持ち」と言われる理由

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アメリカ人の貯蓄率が上昇し、消費支出が減少傾向に転じているという。

先進国の中でも、いかにも消費生活を満喫していそうなイメージがあるだけに意外な結果だが、では貯蓄しない国はどこか? それは日本だ。日本は2003年から先進国世帯の中で最も貯蓄していない国となっているのである。

米国は日本より一人当たりのGDPが大きいので、日本人より「稼いでいる」といえるのだが、それでも飽き足らず、日本などから巨額の借金をして優雅に暮らしていた。貸す側も米国が破産するとは思っていないから、いくらでも出してくれるが、実は借金まみれの国なのだ。しかし、アメリカ人も国の行く末を案じてか、支出を抑えるように徐々に変わってきている。

「日本の一人当たりGDPは、かつては世界最高水準でしたが、バブル崩壊後にゼロ成長が続いていた間に多くの国に抜かれてしまった。それでも世界平均と比べればはるかに高い水準を維持しています。ですから豊かな国であることは今でも変わりありません。アメリカ人が日本人より貯蓄するようになったのは、ドル高であることも影響しています」(生活アナリスト)

日本人の貯蓄率の低さは少子高齢化が背景にあると言ってもいいだろう。

「現役世代は老後に備えて貯金をしていますが、高齢者世帯は貯金を取り崩して生活しています。ですから、家計部門全体として見ると貯金高の増加につながらないのです」(同)

その一方、企業は利益が出ても設備投資をせずに銀行への借金返済を優先している。銀行には企業から戻って来た金が貯まっているのだ。

「銀行は、それを政府に貸したり外国に貸したりしているわけです。ですから海外に対する貸出残高が積み上がっており、これを『対外純資産』と言います。銀行が国債などを買うことで、毎年貸している金額が政府の財政赤字となり、毎年の貸出額が積み上がった金額が政府の借金総額となっているわけです。これは世界一の大きさになっています。その意味では、日本は世界一の金持ちだと言えなくもありません」(金融アナリスト)

国は借金まみれとしても、それほどピンと来ないのが実状だろう。人それぞれ、金持ちといっても定義はさまざまだ。例えば年収3000万円でも、付き合いなどで見栄を張る性分で貯金がゼロといったケースは少なくない。片や年収400万円だが毎年150万円で生活し、40年間で1億円を貯めた人もいるという。

何をもって金持ちというかは、その人個人の生き方も大きく影響するのだ。

 

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