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11月27日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)は、モンキー・パンチが生み出した最高傑作『ルパン三世』を〝3DCG化〟した映画『ルパン三世 THE FIRST』を放送。しかし地上波初登場にも関わらず、ネット上ではブーイングの嵐が巻き起こっていたようだ。
前週の『ルパン三世 カリオストロの城』を皮切りに、2夜連続で「ルパン」シリーズをお茶の間へお届けしている同番組。今回は、2019年の公開と同時に瞬く間に〝話題〟を集めていた『ルパン三世 THE FIRST』が放送された。
同作を手掛けたのは、〝人気タイトルの3DCG映画化〟でお馴染みの映画監督・山崎貴。パリ、メキシコ、ブラジルといった世界を舞台に、3Dでリアルに表現された今までにないルパンたちの姿が見られる珠玉の作品だ。
3D地獄の生みの親?
ところが視聴者たちの評価は低く、ネット上には、
《3D表現は頑張ってたと思うけど、監督が山崎さんだから、あんまり良い印象がないんだよね》
《金ローのルパン三世、広瀬すずの声は何とかならんかったのかという意見に同意。あと、吉田鋼太郎氏でドラクエ映画のゲマを思い出してしまい、ルパン見てるのにテンション上がりきらなかった…》
《なんか今日の金ローのルパン面白くなかったな。途中から見たってのもあるかもだけど、見た目とか以前に進行が遅い。小学生の音読のスピード》
《この陳腐な話のために映画館まで観に行った人がいるんだよな》
《シリアスな会話中にしゃべってないキャラがぼーっと立ってる。3Dの配置そのままにするなよ 構図的につまらないわ》
などと批判的なコメントが続出。どうやら3Dの表現やストーリー、ゲスト声優の広瀬すず、吉田鋼太郎、藤原竜也の出演など、全てが低評価の原因となっているようだ。
「山崎といえば、泣く子も黙る3DCG映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』を生み出した名監督です。他にも〝涙の押し売り〟でお馴染みの『STAND BY ME ドラえもん』や『STAND BY ME ドラえもん2』も山崎の作品。当然の如く『ルパン』にも悪評がついてしまいました」(映画誌ライター)
どの作品も視聴者からの評判は良くないようだが、山崎は自身の評価などをエゴサーチしないのだろうか。
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