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豊胸手術の事実を隠し、バストアップ商品をプロデュース・販売していたことが発覚したユーチューバー・てんちむが11月29日、自身のYouTubeチャンネルを更新。損害賠償金が、3億円を超えると報告した。
てんちむは、バストアップ商品『モテフィット』の返金について、「今は推定額になるのですが、だいたい3億7000万を超えています。返金は現在、3万件の対応をさせていただいている最中です」と経過報告した。
最終的に約4億3000万円前後も支払うことになったと明かした彼女だが、「本当に返金しているのか?」という問い合わせに対し、証拠として3000万円と7000万円を振り込んだ通帳の明細を公開した。そして現在、1300万円の貯蓄があり、残り約2億円の支払いについても「自己破産したら返金もできなくなるので、しっかり返させてもらいたい」と決意表明している。
今回の報告に、ファンからは、
《てんちむが必死に返金対応してるのに、メーカーはまだ販売している事にビックリしました。メーカーさんの対応はどうかと思う》
《彼女だけが、何故こんなに大変な思いをしなくてはいけないのかと思ってしまう。この償いが必ず報われますように…》
《補正下着自体は問題なく使えるのに、たかだか数千円返って来るからって、こぞって返金申請するもんかね?》
《まだ20代の女の子に3億7000万円!? やったことは悪いけど、もういいよって思っちゃうわ》
《地方に住んでる主婦からすると、応援方法がもう動画しかないので、死ぬほど広告入れてください。本当にお願いします。応援させてください》
《3億7000万。しんどいかもしれんけど、倒れるなよ。命より大切なものはないで》
などと、てんちむの対応に好意的な声が寄せられている。
返金騒動はてんちむ劇場の一環だった!?
「てんちむが、豊胸の事実を隠していたからといって、本来は返金に応じる義務はありません。また、メーカーに対する損害賠償も、自己破産すれば免責されるでしょうね。しかし、責任はすべて自分にあるとして、全額返済を表明した彼女には、ファンから応援の声が上がっています。もっとも、そんなてんちむの対応は、すべて計算の上であるのは間違いないでしょう。てんちむは現在でもYouTubeの売上が数億円あります。誠意ある対応を続ければ、今後も安定して収入を確保できるため、数億円の賠償金などすぐに返済できるでしょう。むしろ、自己破産して逃げれば、猛バッシングを浴び、ファンから見向きもされなくなりますからね。どちらにしろ、ファンを騙していたのは事実。あまり持ち上げるのはどうかと思いますね」(ネットニュースサイト編集者)
今回の動画がネット上で拡散されると、
《持ってる口座をすべて見せてるわけではないのに、これで信じる人いるんでしょうか? それにこの案件は、詐欺的事案なのに、裁判沙汰にはなぜならないのでしょうか?》
《残高見せたって、他に口座あれば意味ないし、この人の場合すべてがアピールというか嘘くさい。ここまで自己顕示欲が高まると、どうしようもない典型的な例》
《証拠を見せて、頑張ってるアピールしているようだけど、ハッキリ言ってやったことは詐欺商法。借金してでも被害者に支払うのは当然の行為。仮に集団訴訟なんて起こされたらYouTuberやってる暇なくなるだろうな》
《いまだに応援しているファンが沢山おられるようですが、なぜなんですかね。自分は、ここまで金儲けの為に平然と人を騙す人は無理です》
《てんちむさんは自身がした事を悪いと思い、自ら返金に応じると発表した。一般的に考えて、その後に自身の懐具合について、あれこれ発表する必要があるのだろうか…。何でもネタにしようとしてしまうのが本当に残念》
といった声が続出している。
てんちむは動画冒頭で、勤務している銀座のクラブの営業時間や勤務日などを告知し、借金返済に向けて奔走しているとアピール。転んでもただでは起きない商魂のたくましさは、さすがとしか言いようがない。
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