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3月8日は『国際女性デー』だ。
いまをさかのぼること113年前の1904年3月8日に、婦人参政権を求める女性労働者たちがニューヨークで起こしたデモがルーツになっている。さらに、ドイツの社会主義学者クララ・ツェトキンが「女性の政治的自由と平等のために戦う記念の日としよう」と提唱し、帝政ロシア崩壊のきっかけになった1917年の“二月革命”につながるデモも、この国際女性デーにちなんだ運動に端を発したものだった。
国連が3月8日を正式に国際女性デーに認定したのは1975年のことだが、1世紀以上にわたり、女性たちは正当な権利を手中に収めるため、理不尽な男尊主義と真っ向から戦ってきたのだ。
そんな今年の国際女性デーを前に、ある著名な女性漫画家がインタビューで発した一言が、なぜか“夜の六本木”で話題になっているという。その漫画家とは『ぼくんち』や『毎日かあさん』など多数の代表作を持つ西原理恵子氏だ。
「西原さんといえば、その画風同様に、波瀾万丈の半生を送ってきたことで知られています。その西原さんが、国際女性デーを前に受けた某新聞社のインタビューでの発言に、この界隈の人間から『あんたには言われたくないわ!』の声が一斉に上がったのです」
そう話してくれたのは、六本木でバーの密集地帯に店を持つ、元芸能人のオーナー氏だ。
「インタビューで彼女は、世の女の子に対して《お寿司と指輪は自分で買おう。男に頼るのではなく、自分で稼げる女になろう》と呼び掛けたのです。それは、男に生活を依存することの危うさに警鐘を鳴らし、自立を促すものではあったのですが…」
なぜこのインタビューでの発言が問題になったのか
成功を手にした漫画家の言葉ゆえに、説得力もあるだろう。しかし、なぜこの発言が、六本木の一地域から突き上げを喰らうのかが分からない。ひょっとして成功者に対するやっかみなのだろうか。
「彼女や彼女の友人たちが、毎日のように高須クリニックの高須院長に高級寿司をおごらせていた姿を、この辺りで働く人間で知らない者はいません。当時から“恋人同士”だと公言はしていましたが、自分より稼ぎのいい恋人にはおごらせてもいいと言うのであれば、インタビューの言葉は一気に色褪せてしまいます(苦笑)」
ちなみに西原氏と高須克弥氏は、2010年に高須氏の前妻が亡くなってからの関係だといわれている。しかし、この元芸能人オーナーによると、「僕が店を出したのは2008年で、すでにそのころからふたりの姿は有名だった」らしい。ふたりがデートに使っていた高級寿司店は、すでに閉店しているという。
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