2020年の“ゴリ押し王”は一体…世間がウンザリした芸能人は誰?

Snow Man 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

『鬼滅の刃』や『あつまれ どうぶつの森』など、今年もさまざまなコンテンツが大流行した。しかし流行の一方で〝ゴリ押し〟を疑われてしまったケースもある。2020年、ゴリ押し疑惑が浮上した芸能人たちを紹介していこう。

まずは歌手の安斉かれん。演技経験がまるでない中、突如として浜崎あゆみの自伝的小説をもとにしたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)の主演が決まり、メディア露出を増やしていった。

「安斉が結局話題になったのは、このドラマに出演していた時のみ。せっかく知名度を上げることに成功したにも関わらず、本業の歌手活動はまるでブレークする気配はなし。それでもレギュラーラジオ番組が始まるなど、不自然なほど仕事が舞い込んでいます。そのため、世間ではゴリ押しが疑われてしまっているようですね」(芸能記者)

続いては、タレントの山之内すず。インスタグラムやTikTokから人気に火がついた彼女は、2018年にインスタグラムの投稿をきっかけにスカウトされ、同年夏より芸能活動を開始。そして今年、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の期間限定レギュラーとなるなど、数々の番組に出演する大躍進を遂げた。

「しかし、山之内にはこれといったバックボーンや特技もないため、あまりにも多くテレビ出演する様子を不審に思う人が増えてきているようです。一部では『ゴリ押し』とも揶揄され、反感を買うほどに。これからは演技にも挑戦していく山之内ですが、棒演技ならばますます世間の目は厳しくなるでしょう」(同・記者)

押されすぎて死んだ「100日後に死ぬワニ」

最後は、今年1月にデビューしたジャニーズ『Snow Man』と『SixTONES』。二組が共同でリリースした両A面デビューシングル『D.D. / Imitation Rain』はオリコン集計によると170万枚超えとも報じられており、華々しい活躍をしているように見えるのだが…。

「二組は同時デビューしていることからライバル関係にあり、それぞれのファンは対抗心を刺激されてCDを複数枚買いして競い合っているのです。そのため、不自然なほどCDが売れるという事態に。実際、売上に反して二組の知名度はまるであがっていません。それでも今年の紅白出場を決めており、ネット上では『NiziUゴリ押しとかいう人いるけど、スノーマンとかストーンズもゴリ押しやんw』『ジャニーズなのに顔面微妙でゴリ押しはキツイな』といった声があがっています」(同)

あまりにもゴリ押ししすぎると、「100日後に死ぬワニ」のように木っ端微塵に消え去ることがある。2021年には果たして、何が押されていくのだろうか。

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