女優の水原希子が中学の英語教育について疑問を呈した。
水原の父はアメリカ人で、母は韓国人。自身はアメリカのテキサス州で生まれ、兵庫県神戸市で育った。そのため、昔から英語で苦労したという。そのことをは英会話学校の『NOVA』のドキュメンタリータッチのCMでも語っている。
そんな思いからか、水原はツイッターに次のように投稿している。
カタカナ英語って本当問題だと思う。
— Kiko Mizuhara (@kikoxxx) 2017年3月28日
私が中学生の時、英語の先生がABCDをエー、ビー、シー、デーって教えてて、Dはデーって発音しないのに、BとDが区別しにくいからDをデーって教えてもらったんだけど、先生だったらBとDの区別ぐらいちゃんと教えられないとダメなんじゃないかとずっと思ってた。今でも(笑)
— Kiko Mizuhara (@kikoxxx) 2017年3月28日
これに対して、《私もそう思います。今ちょうど英語と韓国語を勉強中なんですが、カタカナに苦しめられてます》など同意する投稿もあれば、《確かにその通りだが、今や英語を話す人はノンネイティブの方が多く、発音やなまりは国ごとに癖があるのが常識》などの意見もあった。
「NOVAのCM『水原希子は英語が下手だ。』編では、アメリカの演劇のオーディションで台詞を話す水原に、審査員から『演技は素晴らしいが、こっちで女優をやっていきたいならもっと英語力をつけて』と注文がつきます。“カタカナ英語では世界で通用しないからNOVAで勉強しよう”というメッセージが込められたCMなのだと思いますが、水原は1歳のころに神戸に移り住んだとはいえ、英語で会話する仕事もこなしています。とても上手な英語だと思います」(芸能ライター)
要するにスポンサーが用意した“設定”を忠実にこなしたにすぎないのであろう。
ピコ太郎はカタカナ英語の『PPAP』でも世界的な人気を得ることができた。先のツイッターの反応のなかには《カタカナ英語で通じる出川哲朗式英語力こそ最強だと思います》という意見もあった。
自信を持って話し、相手に伝えようとする姿勢こそが、外国語を使う上で最も重要なのではないだろうか。
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