『金ロー』に三浦春馬さん出演「いい役者」「偉大な俳優を亡くした」と惜しむ声

三浦春馬 

(C)まいじつ 

12月4日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)では、笑いと涙の感動映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を放送。惜しまれながらも、若くしてこの世を去った俳優・三浦春馬さんの姿があり、視聴者からはさまざまな声が寄せられている。

同作は、ノンフィクションライター・渡辺一史氏による同名小説の実写化作品。札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は、幼少から難病の〝筋ジストロフィー〟を患っているため、車いす生活をしている。しかし、鹿野は介助なしでは生きられないにも関わらず、病院を飛び出してボランティアの人たちと自立生活を送ることに。

鹿野をアシストするボランティアの中には、医大生の田中久(三浦さん)も参加。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな鹿野に、田中の恋人・安堂美咲(高畑充希)も振り回されてしまう。しかも鹿野は美咲に一目ぼれして、田中がなぜか〝告白〟の代行まで頼まれる始末。最初は面食らう美咲だったが、鹿野やボランティアたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になることや夢を追うことの大切さを知っていくのだった。

『こんな夜更けにバナナかよ』主演・大泉洋のコメントも感動的

自由と夢のために必死に生きる男を描いた、笑いと涙の感動実話。ストーリーはもちろん、三浦さんの演技に感動した人も多かったよう。ネット上には、

《三浦春馬はほんとにいい役者だよな》
《三浦春馬ええ演技してたやん》
《テレビつけたらたまたま金ローに三浦春馬出ててさぁ…。もうおらんとかウソやろ?》
《本当いい俳優さんだわ。こんなにもキレイな顔で背も高い、なのにいい意味で華を消してる》
《今日の金ロー、三浦春馬出てたけど、今はもういないなんて信じられなすぎ》
《放送終わった。完全に見入ってた。金ローさん、ありがとうございました。春馬くんの演技をもっとみていたかったよ》

などの反響が続出している。

「同作で主演を務めた大泉は、映画放送前日の12月3日に所属事務所の『CUE DIARY』でコメントを発表。三浦さんについて、『この映画の北海道での撮影で、三浦春馬くんと、豊平川の河川敷を毎日のように一緒に走った事が昨日のことのように思い出されます。自分は特に痩せなきゃいけない役でもなかったのに、僕と一緒にずっと走ってくれました』『本当に真面目で、いいやつで、素晴らしい役者でした』と思いをつづっていました。大泉にとっても、共演した三浦さんは思い出深い人のようですね」(芸能ライター)

大泉のコメントに、ネット上からは、

《本当に、素晴らしい人がいなくて嘘みたいだね。大泉洋が書いてくれた三浦春馬、言葉少なくても、本当に認めてくれてたんだなとわかる》
《大泉さんが映画公開時のインタビューで、春馬くんは完璧で欠点がないって言ってた。優しさに裏がある人もいるけど、春馬さんは本当に純粋な人だったと思う》
《素晴らしい役者でした。過去形なのが、たまらなく悲しく辛い》
《偉大な俳優を亡くした喪失感は大きい》

といった声があがっている。

三浦さんの出演した作品がある限り、彼は人々の中で永遠に生き続けることだろう。

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