『鬼滅の刃』ファンが“危険ドッキリ”に怒り「顔に怪我でもしたら…」

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動物を用いたドッキリで、たびたび視聴者の物議を醸している『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)が、またも視聴者からの批判にさらされた。

12月5日、番組は2時間SPを放送し、以前好評だった「秒で熱唱中に猿ドン」なるドッキリを行なった。舞台となるのはレコーディングスタジオ。ターゲットが収録と思いこんで熱唱していると、いるはずのない猿が突然背中に蹴りを浴びせてくるという仕掛けだ。

ターゲットとなったのは、アニメ『鬼滅の刃』の声優・下野紘、はいだしょうこ、もーりー、『MAX』NANAといった面々。いずれのターゲットも、ドッキリとは気付かずに気持ち良く熱唱中に、いきなり背中を蹴られていった。不意の一発とあって、ターゲットはみな勢い余って顔にマイクをぶつけてしまう。はいだに至っては、「今まで生きてきてここまで強くどつかれたことがなかった。すごい衝撃です」と、呆然としながらその衝撃を語っている。

普段ならば「動物がかわいそう」という感想があがるこのドッキリ。しかし、今回主に批判を浴びたのはターゲットへの安全配慮だった。

『鬼滅の刃』効果で“一見さん”が押し寄せた?

口を開いているところに勢いよくマイクへ衝突とあって、視聴者は歯に当たったり顔をぶつけるといったリスクを心配した模様。ネット上には

《下野さん好きだけど… 猿のドッキリ危ないなー》
《猿ドンおもろかったけど、マイクに当たって歯かけたりしないかとかばっかり考えてしもうた…》
《マイクスタンドがあったり危ないでしょ。顔に怪我でもしたら大変》
《猿に蹴られてマイクに顔をぶつけて前歯を折ったら? 吹っ飛んだ勢いでガラスが割れたら? たまたま何事も無く済んだだけで、危険な企画だと思う》
《下野さん見てて、なんか心配になったな。特に腰のあたり。あれ結構くるとおもうんだよな。猿の蹴る力っていがいと強いんだよ。しかも予想だにしない後ろからで背中から腰にかけての蹴りだから今回は大丈夫そうだったけど、あのやり方は腰やられる人もいるだろうから今後気をつけてほしい》

といった感想が続々とあがった。

「初めて放送された企画ではないのに急に批判が殺到したのは、下野がターゲットにされたからでしょう。下野は日本映画史で、最大のヒット作となることが確実な『鬼滅の刃』の声優。そのため、普段は番組を見ない『鬼滅』のファンも多く視聴したため、番組おなじみの企画も〝過激〟に感じられたのでは。また、ネットには『鬼滅キッズ』と呼ばれる、何かにつけて作品を押し付けたり比較に持ち出すマナーの悪い層も多いので、この辺りが過剰反応した可能性もあるでしょう」(週刊誌記者)

スマートに作品を応援しているファンからすれば、申し訳ないことこの上ないだろう。とはいえ下野サイドからすれば、声優に馴染みのないバラエティー視聴者にも顔が知られて万々歳だ。

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