「オバマは原生林の猿」北朝鮮アナウンサーの激ヤバ語録

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北朝鮮で政治体制や主体思想を称えるプロパガンダの役割を果たしているのが『朝鮮中央テレビ』だ。朝鮮中央放送委員会の“おばさんアナウンサー”李春姫(リ・チュンヒ)の絶叫放送は、日本のお茶の間でも“人気”だ。

同テレビや労働新聞が発する敵対勢力へ向けての“暴言”は凄い。というよりも、論評に値しないと言った方がよいかもしれない。

「北朝鮮の暴言は幼稚なものが多いです。例を挙げれば、朴槿恵前大統領を“悪女”、“雌毒蛇”と呼び、オバマ前アメリカ大統領などは“アフリカ原始林のなかの猿”と言っていました。“お前の母ちゃん出べそ”という悪口のレベルです」(北朝鮮ウオッチャー)

ところが、これが故・金日成主席や故金正日総書記、金正恩党委員長への称賛となると、こっちが赤面するほどの美辞麗句の嵐だ。

「正恩の父親“将軍様”と呼ばれた金正日には1000を超える呼称がありました。“偉大なる領導者”はまだいいとして、“先軍思想の具現者”とか“完全無欠な軍事家”などは意味不明でしょう。“不敗の司令官”などは、身内を粛清しただけじゃないか! と物言いを付けたくなりますし、“革命の太陽”や“人類の太陽”など太陽を使用した呼称には、昔の日活映画か! と言いたくなります。映画や文学に造詣が深いと自画自賛していた将軍様には、“世界的大文豪”、“天から降臨した英雄”、“音楽の天才”などもあり、さぞシェイクスピアやモーツァルトもびっくりしていることでしょう」(同・ウオッチャー)

 

あのトランプ大統領には…?

一方で、金正恩委員長は経済や文化だけではなく、歴史と軍事にも精通し、2年間のスイス留学で英語をはじめとした、ドイツ、フランス、イタリアの外国語をマスターし、現在は日中露の語学を学習中で、“語学の天才”と称されている。

ところが、その正恩の首を取ると叫ぶ、アメリカのドナルド・トランプ大統領に対しては、よほど怖じ気づいているのか、意外なことにまだ暴言が発せられていない。

称賛されることにあまり免疫のなさそうなトランプ大統領なので、ほめ殺しで案外“降参”となるかもしれない。李春姫アナがトランプ大統領にどんな呼称を付けるのか注目したい。

 

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