非常に厳しい宝塚歌劇団「ファンの掟」とは?

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『宝塚歌劇団』は、世界的でも珍しい未婚の女性のみで出演者が構成される劇団だ。最近は松岡修造の長女がタカラジェンヌを養成する『宝塚音楽学校』に入学したことでも話題となった。

宝塚音楽学校はその“掟”の厳しさで知られているが、実はファンにも守らなければならない多くの掟がある。ファンのあいだでは“常識”過ぎて話題になることもないが、一般の人にはあまり知られていない“宝塚ファンの掟”について紹介しよう。

東京都千代田区の帝国ホテル近くに位置する東京宝塚劇場の前で、整然と立ち並ぶ女性の集団に遭遇、あるいはテレビなどで見たことはないだろうか。公演を終えたタカラジェンヌが楽屋口から出てくるのを、ファンが待っているのだ。いわゆる“出待ち”である(楽屋に入るのを待つ“入り待ち”というのもある)。実はこの並び順にもルールがある。

並び順は、“生徒”(ファンはタカラジェンヌのことをこう呼ぶ)それぞれに結成された私設ファンクラブごとに位置が決められているのだ。基本的には楽屋口に近い方から、トップスター、2番手スター、上級生(あくまでも生徒であるため)から下級生という順番で並んでいる。

ちなみに私設ファンクラブは“会”と呼ばれ、宝塚歌劇団が運営している公式ファンクラブ『宝塚友の会』とは別のもの。退会は自由だが、複数の会に重複して入ることはご法度だ。

会に入るメリットは、チケットが取りやすくなること。また、会ではメンバー全員で同じエリアに席を取り、同じ公演を観劇する“会総見”や、タカラジェンヌとファンの交流の場である“お茶会”などのイベントが催される(会に入らなくても参加できるお茶会もある)。

また、“会服”と呼ばれるおそろいのパーカーやマフラーなどを着用して入り待ち、出待ちを行ったりもする。ちなみに出待ちの際、写真を撮ったり、サインや握手を求めるのは禁止されているが、手紙を渡すことは認められている。

 

独特なルールと用語の多い宝塚ファンのグループ

ここまで読んでいただけたらもうお分かりになるだろう。宝塚ファンの間には独特な用語がいくつも存在する。

例えば、入り待ち、出待ちしている会の人々のことは、“ガード”と呼ぶ。一般のお客さんや通行人から、生徒をガード(守る)するという意味があるのだとか。

会に所属しない一般客は“ギャラリー”と呼ばれ、ガードの後ろなら、ギャラリーも入り待ち、出待ちに参加することは可能だ。しかし、生徒に手紙を渡すことができるのは会のメンバーだけである。

ちなみに、トップ男役の相手となるトップ娘役は、“嫁”と呼ばれ、「きれいな嫁をもらえてよかった」、「新しい嫁をもらう」などという感じで使われる。

秩序正しきファンたちに支えられ、100年を超える伝統を持つ宝塚歌劇団の舞台は、きょうも華やかに幕を開ける。

 

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