一昨年、“交際0日”で結婚をした山本耕史と堀北真希。山本が6年間片思いだったことや、ラブレターを40通近く送っていたこと、いきなりプロポーズをしたことなどが話題になったが、芸能界には交際0日で結婚した夫婦がほかにもいる。
まずは『ココリコ』の田中直樹と女優の小日向しえの夫婦。ふたりはバラエティー番組『ココリコミラクルタイプ』(フジテレビ系)で共演し、写真週刊誌『フライデー』にデートの様子を写真に撮られたことはあるが、付き合ってはいなかったそうだ。
キスはおろか手をつないだこともなかった上、番組内では意見が対立していたことも多く、周囲は「反りが合わない」と見ていた。それだけに、結婚が発表されたときは、共演者立ちも驚きを隠さなかった。田中からのプロポーズの言葉は「お互い好きなんだから結婚しようか」で、これはインターネット上で《田中男前》、《田中すげえ》、《こういうことをサラッと言われると女は落ちるのだろう」と賞賛された。
『森三中』の大島美幸と、放送作家の鈴木おさむも、交際0日で結婚した夫婦だ。このふたりは当初、飲み会で顔を合わせる程度の知り合いだったそうで、同席した際に鈴木が大島に「結婚しよう」と言ったところ、大島がその場の勢いで「いいっすよ」と答えたという。その後は、鈴木が会うたびに「結婚しよう」と言い続け、当時付き合っていた彼女と別れ、婚姻届けを持ってきたほどだったそうだ。大島はその熱意にほだされ結婚をしたが、それまで鈴木の携帯電話の番号を知らなかったという。
上手く夫婦としてやっていくコツ「SVR理論」
そして、交際0日結婚の極め付きは、鳥居みゆきだろう。2015年にテレビ番組で共演した鈴木奈々から「鳥居さんって、不思議な結婚の仕方をしたって聞いた」と切り出されると、鳥居は「不思議な結婚? あれでしょ。付き合ってないでいきなり結婚したとかじゃない? 友だちと」と答えている。その理由を「長年の友達とルームシェアしようという話になったときに、相手の親が同棲とかうるさいから、じゃあ入籍しようと…」と説明していた。自らの結婚を“ルームシェア婚”で「完全にノリ」だったと振り返っている。
このときが結婚9年目で、いまでも夫婦生活を続けているが、夜の営みは結婚前に1回だけだったそうだ。
交際0日で結婚しても、長く夫婦として続く理由は、『SVR理論』というものによると、S(Stimulus:刺激)、V(Value:価値)、R(Role:役割)の3つの要素のうち“R”をクリアしていることだという。役割がはっきりしていると、交際0日で結婚してもうまくいく場合が多いそうだ。
結婚したい人は“R”をいかに上手くするかを考えることが、近道になるかもしれない。
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