ビートたけし級の大物まで…急増する「芸人」CM出演の理由は?

xiangtao / PIXTA(ピクスタ)

ほんの少し前まで、テレビCMへの出演は“落ち目”のイメージが付くとして、大物のお笑い芸人が出ることなど考えられない時代があった。

しかし、現在のテレビ業界では、どんな大物芸人でもオファーがくればCMを断ることなど“絶対にない”という。

ビートたけしはアサヒ飲料『WANDA』や日清食品『カップヌードル』など、名だたる大手企業のCMに多く出演している。また、『ダウンタウン』の松本人志も、リクルート『タウンワーク』、日本郵便『ゆうパック』など、放送回数が多いCMに出演中だ。また、東野幸治や出川哲朗、『ロバート』の秋山竜次などの“中流芸人”を含めれば、CM全体に多くのお笑い芸人やタレントたちが進出してきている。

ではなぜ、ここまでの芸人過多状態になったのか、某民放プロデューサーが解説してくれた。

「単純にギャラがいいからとも考えられますが、どうやらそれだけではないようです。どちらかというと出演のギャラは重視していません。では、何を見込んでいるかというと、本業の確保、つまり出演番組を増やすことなのです。」

 

CMに出演したタレントを起用することで好循環が生まれる

CMに出演することで、テレビ番組への出演番組が増えるとは一体どういうことなのだろうか。

「テレビ業界全体の業績低下により、番組制作費は年々減り続けています。スポンサーが喉から手の出るほど欲しいのはどこの民放も同じなのです。そこで、芸能人をうまく利用する構図ができあがってきました。バラエティー番組であれば、大手企業のCMを務める芸人を選んでオファーを出し、同時に番組スポンサーとなってもらえるように営業する。ドラマであれば、俳優や女優に、ドラマだけでなく、同じ放送枠でのCM出演までを含めたオファーを出す。そうすることで、だいたい『うちのタレントが出るなら』と、企業が気前よくスポンサーになってくれるのです」(同・プロディーサー)

確かに、最近のお笑いやバラエティー番組を見ていると、番組に出ているタレントが、その番組のCM内でも出演しているのをよく見掛ける。ドラマなどでは、出演俳優がまるでドラマの続きを演じているかのようなCMを行うことも多くなった。

「制作現場では、スポンサーを持っているタレント、つまりCM出演中のタレントは、それだけでキャスティングの対象候補となります」(同・プロディーサー)

質より金がすべてのテレビ業界になってしまっているようだ。世知辛い。

 

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