恐喝未遂容疑逮捕され、釈放されたセクシー女優のANRIだが、この件で思わぬ悩みを抱える羽目になったのが、雑誌『婦人公論』を発売する中央公論新社の関係者だ。
同インタビュー記事でANRIは、セクシー女優になって、収入が2桁から3桁に増えたことを喜びつつ、スタッフが気を遣ってくれるうれしさを次のように表現していた。
《バラエティー番組などでは楽屋でお弁当がポンと置いてあるだけですが、いまの現場では「何が食べたい?」と聞いてくれます。たとえば「お鍋がいいな」と言えば、お鍋を作ってみんなで食べるのです。マスコミが家に押し寄せてきたときも、事務所の人が自宅に来て、話し相手になってくれ、心のケアもしてくれました。アットホームな雰囲気に包まれ、私はやっと自分の居場所を見つけた気がしています》
セクシー業界のライターは次のように語る。
「数千万円というギャラを支払ったセクシー女優をマスコミから守るのは当然です。一方で、収入が2桁から3桁に増えたのであれば、なぜホストに3万円を借りるのだという話になってきます。この婦人公論のインタビューは、甘ったれた2世女優を擁護しているにすぎません。編集者のあいだでは、もはやこのインタビューは“なかったもの”という暗黙の了解があるかのようです」(出版関係者)
インタビュー後にタレントが事件を起こすことはごく稀にあるので、それも想定の範囲内ということで、同業者は婦人公論に“同情”を寄せて沈黙している。
「ANRIのこの“逮捕直前インタビュー”は、さして話題にも上りませんでした。せめてどこかのテレビ番組が取り上げていれば違ったのでしょうけど…」(同・関係者)
さらには、ANRIが逮捕されたことで、“余計な”トラブルが増えそうなことに、関係者が頭を抱えているという。
ANRIのインタビューが載った号の表紙は…
「参りました。4月25号は、ANRIのインタビュー以外に、木村拓哉が表紙とインタビューに登場しています。こちらがこの号の目玉企画だったのです」(中央公論関係者)
ANRIのインタビュー記事と同じ号には特集記事が組まれた木村拓哉や、藤原紀香の芸能事務所が、やや難色を示しているというのだ。
「運が悪いというひと言では済まない話です。事務所関係者のあいだで気まずい感じになっています」(芸能関係者)
木村拓哉と藤原紀香の事務所は、芸能界でも大きな影響力を持っている。ANRIよりもそちらと関係が悪くなることに関係者は戦々恐々としているに違いない。
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