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元『SPEED』の今井絵理子参院議員が12月8日、自身のインスタグラムを更新。7日にプロレスデビューを飾った長男・礼夢(らいむ)を思う母の気持ちをつぶやいた。
聴覚障害を持つ礼夢はプロレス団体『HEAT-UP』の新百合ヶ丘大会で師匠のTAMURAとシングルマッチ対戦し、敗れた。今井議員は試合前に両手を組み、祈るようにしている息子の写真と一緒に、
《「プロレスラーになりたい」と告げられた日から母として葛藤の日々が続きました。聞こえなくてもプロレスはできるのだろうか。怪我をしたらどうしようか。高校に進学せず大丈夫だろうか。正直、不安や心配など複雑な気持ちがありました。でもやっぱり、息子の夢を、、、思いを、、、止めてはいけない。止めちゃいけない。何度も何度も自分に言い聞かせました。》
と、この日までの苦悩を告白。さらに、
《周りが無理だと言っても、障がいがあるからできないよと言われても、その声は私の中だけでとどめ、息子には伝えずにいました。息子には、まっすぐにできると信じてほしいし、夢を追い続けてほしかった。今日はその夢が一つかないました。》
《その夢は息子ひとりの力だけではなく、ヒートアップの選手や応援してくださった皆さんがいたからこそかなったのだと思います。本当にありがとうございました。》
とつづり、夢をかなえた息子を称え、周りの人たちへの感謝を伝えた。
今井絵理子議員に「国会議員として…」と切望の声
今井議員の投稿には現役のプロレスラーからも〝いいね!〟が押されるなど反響を呼び、コメント欄にも応援のコメントが殺到した。
しかし、匿名掲示板では、
《国会議員なんだからスポーツやエンタメやスキャンダルではなく、国会議員として仕事の成果でニュースになってほしいもんだ》
《息子さんを見守る母親としての気持ち、よく分かります。ただ、国会議員なのですから、政治をきちんとお勉強され、政治理念を持ち、その強い信念を息子さんを思うお気持ちと同じように、国民に向けていただきたいと思います》
《どこかの市議会議員と不倫してたときは葛藤はなかったのでしょうね。難聴の子どもがいるのに。今井絵理子参院議員じゃなくて、元スピード今井絵理子。それだと普通に美談、障害がある息子を応援するお母さんだから。息子は障害があっても頑張っているのに、国会議員のお母さんは何かイマイチ議員としてはパッとしない。一応なんか役職に就いているみたいだけど。ちゃんとやっているのかなぁ》
など、批判的なコメントが目立つ。参院議員として要職を歴任しているものの成果が見えてこない点と、やはり元神戸市議との不倫騒動がいつまでも尾を引いているようだ。
今井議員の改選は2022年だが、このままでは次の選挙は厳しくなるかもしれない。何とかその前に〝政治家〟としての成果を見せてほしいものだ。
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