フィギュアスケートの浅田真央の引退に前後して、元選手たちの話題が多くニュースに取り上げられた。村主章枝のヌード写真集を発売、安藤美姫とハビエル・フェルナンデス選手の破局説、小塚崇彦の妻でフジテレビの大島由香里アナウンサーの出産などだ。それだけフィギュアスケートの人気は高い。
しかし、フィギュアスケート選手にはどれくらいの収入があるのだろうか。
「浅田真央はテレビへ出演すると、1番組あたり150万円、CMでは3000万円で、引退後は2倍になることが確実だといわれています。羽生結弦はテレビ1番組で150万円、CMが8000万円。本田真凜はテレビ1番組25万円、CMが1000万円だといいます」(スポーツ紙記者)
人気選手になれば、収入も億単位になってくるようだが、その反面で、一人前のフィギュアスケーターになるには莫大な費用がかかるという。
国際大会に出場する選手は年間2000万円
「例えば村主章枝の場合、関西のバラエティー番組で明かしたのですが、17歳までは年間で約1000万円、さらに18~22歳までは年間約2000万円かかったそうです。18歳から倍増したのは、海外の試合に出場するようになったからで、コーチ、トレーナー、ダンスコーチなどの契約と宿泊代、移動代、食事代はすべて自腹で支払ったそうです。協会からの援助はわずかで、大会主催者から出る費用はほぼ選手のみが対象のため、そうなるようです」(同・記者
また支出の内訳については「スケートリンク貸し切り代が年間約960万円、衣装代は1着30~60万円、シューズ代は1足約10万円で、村主は大学時代、費用捻出のために家庭教師のアルバイトをやっていたそうです」(同・記者)
裕福な家庭でないと、選手を続けるのは困難なのが実情のようだ。成功すれば、見返りも大きいが…。
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