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大人気アニメ『銀魂』の劇場最新作『銀魂 THE FINAL』が、2021年1月8日に公開予定。入場者プレゼントが『鬼滅の刃』コラボアイテムだと発表された。この情報に歓喜の声があがる一方、たちの悪い漫画ファンは『ONE PIECE』の過去を蒸し返して盛り上がっている。
今回明かされた情報は、映画公開1週目の入場者プレゼント。原作者・空知英秋が描き下ろした「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎や、鬼殺隊の最高位〝柱〟のイラストカードが配布されるようだ。
〝鬼滅ブーム〟に乗っかった「銀魂」らしいコラボに、ネット上からは、
《流石にワロタ。作者同士ファンだからな》
《やっぱ銀魂はセンスあるな》
《銀魂だから許されるネタだな》
《潔すぎて笑うわこんなん》
などと爆笑が巻き起こっている。
しかし、コラボ情報が明かされると、なぜか「ONE PIECE」の生みの親である漫画家・尾田栄一郎にも注目が集まることに。尾田が過去に「銀魂」との〝コラボ拒否〟を掲げたことがあるようで、ネット上では、
《尾田くんとは違うわ》
《こういう器の大きさが必要だよな。なぁ、尾田くん》
《尾田くんもコラボしよ?》
《ワンピースもこれくらいユーモアが欲しかったな》
などとネタにされていた。
尾田栄一郎は『銀魂』とのコラボを拒否していた!?
「〝コラボ拒否〟の話が出たのは、『銀魂』初となる展覧会が開催された2016年ごろのこと。尾田は『色んな作品に依頼され幾度もコラボイラストを描いてきましたが、銀さんとルフィが肩を組んで笑ってるとか、そういう映像が一切頭に浮かばないんです。従って「ONE PIECE」初の「コラボ拒否」とさせていだきます!!』とのコメントを発表しました。もちろん、この発言はネタで、〝コラボ拒否という名のコラボ〟です。尾田は〝コラボ拒否〟と書かれたコラボ色紙を描いていたため、当時、銀魂ファンからは《尾田先生が空知先生とコラボ拒否という名のコラボwww 最高すぎだわ》《ワンピースの作者が銀魂とのコラボ拒否。粋だなあ…!》《銀ちゃんコラボ拒否されちゃったね。尾田っち、銀魂の扱いを分かってらっしゃる》といった絶賛の声があがっていました」(漫画ライター)
ONE PIECE連載20周年イヤー開始まであと…7日!!!!! #尾田栄一郎 #OP20th #カウントダウン #元旦に注目 #描き下ろし色紙 #大銀魂展開催中 #尾田先生のコメントは会場で pic.twitter.com/tNjaeY59Er
— ONE PIECEスタッフ【公式】 (@Eiichiro_Staff) December 25, 2016
現在は「鬼滅の刃」が空前の大ヒット中。尾田を「〝ジャンプの看板〟から降ろされた」とイジって、揶揄する漫画ファンも多い。
しかし、「ONE PIECE」は〝出版不況〟と呼ばれて久しい業界を10年以上も支えてきた歴史的な実績がある。尾田をやゆする漫画ファンは、本当に漫画のことが好きなのだろうか…?
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