28年ぶりのライブツアーを行うREBECCAにまつわる問題

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今年の夏、28年ぶりにライブツアーを行う『REBECCA』。ツアーは『REBECCA LIVE TOUR 2017』とネーミングされ、7月28日、大阪府のフェスティバルホールを皮切りに、9月1日の東京・日本武道館まで全9公演を予定している。

「2015年に再結成し、年末に紅白歌合戦(NHK)にも出演しました。NOKKOのボーカルも演奏のパワーも少しも衰えていないどころか、ますます熟練の域に入っており、昔からのファンたちの子供の年齢層までも取り込んでいます。追加公演は確実にあるでしょう」(音楽関係者)

そこで出現するのが、チケットを集団で買い込み、最も値段が高いときに売り抜けるという“転売屋”たちだ。

「彼らはサイトに出す情報を縦横無尽に操り、いかにも“いま買わないと二度と入手できない”というタイミングで、考えられないような高い値段を付けるのです。代金を払うとオークションサイトのIDがすぐに削除されるような詐欺集団もいます」(同・関係者)

チケットの転売問題は深刻だ。大手のプレイガイドも、高額転売を防止するために、定価でチケットをリセールするためのサイトを立ち上げたが、手数料が高額すぎるとして、ユーザーからの反発を招いている。

 

REBECCAとしてのライブツアーは今回が最後?

「往年の名曲がライブで聞けるなら、大枚を払っても行きたいファンは山のようにいるでしょう。おそらくライブツアーは、バンドのメンバーの年齢からいっても最後になるかもしれません。6月には通常の何倍もの値段で取引される可能性があります」(同・関係者)

NOKKOは再結成に踏み切った理由について、「封印していたレベッカの楽曲群を改めて聴いて新鮮さを感じた」ためであると語っており、あくまでもライブそのものを楽しみたいというのが目的だとしている。

「1980年代にバレリーナのように飛び跳ねたり、回転したりして踊りながら歌うNOKKOの強烈な印象を、忘れられないファンは多いのではないでしょうか。あの時代に成功したバンドの象徴だったし、多くのミュージシャンに与えた影響は計り知れません」(ファン)

さまざまな思惑をよそに“REBECCAの夏”がやって来る。

 

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