テレビ局新人アナ「大学入学時点で内々定」疑惑のコネ入社

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厚生労働省発表による今年3月の大学卒業者就職内定率は、90.6%で過去最高水準となった。学生の売り手市場が続いているが、テレビ局などの就職ランキングで上位の企業に入るには、狭き門を勝ち抜かなくてはならないのが現状だ。特にテレビ局のアナウンサーには、今年も有名人の子供が入社していて、“コネ入社”の噂が流れている。

「特に目立つのはフジテレビです。コネ入社と思われる有名人の子供が、毎年必ずと言っていいほど入社しています。今年は元プロ野球選手で“ハマの大魔神”の異名のあった佐々木主浩の長男、佐々木彰吾がフジテレビへ入社しています。母親は1991年に結婚した榎本加奈子の前妻で、元アイドルの清水香里です。東北福祉大学でゴルフをやっていましたが、なぜかアナウンサーとして入社しました。昨年は元『チェッカーズ』の藤井フミヤの息子である、藤井弘輝がフジテレビに入社しているため、学生からは『またかよ!』、『真面目にアナウンスの勉強をしている人がかわいそう』など、冷ややかな声が上がっていました」(芸能記者)

アイドルグループ『乃木坂46』の元メンバーである市來玲奈も、日本テレビのアナウンサーに内定。来年4月に入社することが報道された。こちらもインターネット上では《コネ入社!》との批判が出た。だが、過去には『モーニング娘。』の紺野あさ美がテレビ東京に入社したこともあり、アイドルからアナウンサーになるのは決して珍しい話ではない。

 

アナウンサーは「大学に入学した時点で内々定を得ている」

「キー局のアナウンサーのなかでも、特に女子アナは、ほとんどが何らかのコネ入社です。政治家やタレント、有名料亭の息女など、あらゆる分野にわたっています。どのように青田買いするのかは不明ですが、生まれや育ちに加えて、さらに容姿と学歴が伴っていれば、大学に入学した時点で、すでに内々定を得ているケースもあるようです。よく、ミスキャンパスなど、学生時代の経歴が入社に影響していると思われがちですが、あれは言ってみれば後付けの冠でしかありません。入社にあたり、元ミス○○などと箔付けするためのものなのです」(女子アナウォッチャー)

すでに女子アナという職業は、街でスカウトされる芸能人とほとんど変わらない。実際に、女子アナの仕事として、タレントに近いことをさせているテレビ局もある。テレビ局は、国から周波数を割り当てられて放送を行っている許認可事業だ。その社員であるアナウンサーが、コネ入社を疑われるようでは、放送の公共性が保たれるか疑わしい。

若年層の閲覧メディアはネットに移行しており、テレビ業界は厳しさが増している。いつまでもタレント感覚でアナウンサーを選考しているようでは、いずれ視聴者からそっぽを向かれることになるだろう。

 

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