本田圭佑の“強気の逆オファー”は、オーストラリアリーグのクラブがレギュラーを保証したからか…。
サッカーのイタリアリーグ、セリエAのACミランに所属する本田圭佑が、移籍に向けて動き出したという。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も、ACミランで出場機会をなくしていた本田に対して、試合感覚が鈍るのを懸念し、何度も移籍を勧めていた。これまでも、中国、アメリカなどのクラブチームが興味を示してきたが、実現はしなかった。本田が欧州のサッカーリーグにこだわったからである。
「ハリルホジッチ監督も本田のことを半ば諦めつつあります。いまの日本代表は、原口元気と久保裕也がチームの中心になりつつあります」(専門誌記者)
しかし、5月に入って状況が一変した。オーストラリアの複数のクラブが本田に興味を示し、具体的なオファーも寄せられたという。
「現地のサッカーメディアも、本田のアジアにおけるスポンサード活動、プロモーション、露出度など、多大な影響を持つ選手だと報じ、《アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で、オーストラリアのクラブを栄光に導くことができる》と報じていました。サッカークラブの世界一を決めるFIFAクラブワールドカップへの出場も期待されています」(同・記者)
リーガ・エスパニョーラのチーム名も浮上
しかし、本田はあくまで欧州にこだわるようで、来季からスペインのリーガ・エスパニョーラの1部リーグへ昇格が決まっているスペインのレバンテに売り込みを行ったという。そして、レバンテ側もこれに応じる構えを見せている。
「本田の代理人でもある実兄が、すでに会ったと告げる海外メディアもありました」(テレビ局員)
もっとも、「レバンテは本田の望む年俸額を払えない」と悲観的な声もあるそうだが、移籍に向けて動き始めたことは間違いない。
「本田は欧州リーグへのこだわりが強い。ただし、オーストラリアのクラブなら、ACLやクラブW杯でJリーグのクラブと対戦することになり、そこで活躍すれば、日本代表でのレギュラー復帰へもいいアピールになるでしょう。レバンテへの移籍交渉が決裂しても、ACLで活躍すれば、もっといい条件で欧州リーグに復帰できる道もできるかもしれません」(前出・専門誌記者)
W杯ロシア大会のアジア最終予選を勝ち抜けば、2018年には本大会が控えている。どこへ移籍するにしても、本田がこだわるべきは、試合に出られるかどうかだろう。
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