今年は14本!若手女優の登竜門「胸キュン映画」量産のカラクリ

画像はイメージです popo / PIXTA(ピクスタ)

ここ数年で、日本の映画界でやたらと目立つのが“胸キュン映画”だ。主に少女漫画を原作とした青春恋愛映画で、今年は14作品が公開されるという。

「今年3月に『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、胸キュン映画の多くは廣木隆一、新城毅彦、三木孝浩の3監督によって作られていると紹介し、反響を呼びました。実は監督のみならず、出演する若手男優、女優も何人かの持ち回りに見えるほど、だいたい顔ぶれが決まっています」(芸能ライター)

邦画界は2000年代に入って『海猿』、『20世紀少年』、『DEATH NOTE』など、漫画が原作の作品が急増した。しかし、ほどなくして原作になる漫画が枯渇。そこで新たな鉱脈として発見されたのが、少女漫画だったといわれる。

「少女漫画が原作の胸キュン映画のメリットは、ターゲットが女子中高生に絞られるため、宣伝がしやすいことが挙げられます。加えて、制作費も低予算で済むのです。舞台はほとんど学校で、出演するのはキャリアの浅い若手なので、ギャラが抑えられるのです」(同・ライター)

 

胸キュン映画に数多く出演している人気女優は誰?

女優に目を向けると、かつてアイドル的人気だった綾瀬はるか、長澤まさみなどはすでにアラサーの女優。現在、胸キュン映画のキャスティングで人気になっている若手女優が、次世代を担う有力な候補になるわけだが、どんな女優がいるのだろうか。

「すでに人気が定着しているのが『チア☆ダン』など今年3作品の映画に出演する広瀬すずと、『PとJK』など今年4作品の映画に出演する土屋太鳳です。さらに、このふたりを凌ぐ勢いを見せているのが『ピーチガール』など今年5作品に出演の永野芽郁、『リライフ』など今年7作品出演の平祐奈です」(同・ライター)

この4人の今後の活躍に注目したい。

 

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