中村獅童のがん発覚で囁かれる歌舞伎界の「怨念」

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歌舞伎俳優の中村獅童が、初期の肺腺がんであることが5月18日に分かった。定期検診で発見され、今後は手術のため入院するという。出演を予定していた博多座『六月博多座大歌舞伎』、歌舞伎座『七月大歌舞伎』は休演する。

歌舞伎界では現在、市川海老蔵の妻でタレントの小林麻央ががんの闘病中だ。また、獅童の父である故・小川三喜雄は胃がんで亡くなり、叔父の故・萬屋錦之介も喉頭がんで亡くなっているだけに、もはや血筋を超えた何か怨念のようなものが、わざわいをもたらしているのではないかと噂されている。

「獅童は2005年に女優の竹内結子と結婚しましたが、その後、酒気帯び運転で検挙され、そのとき同乗していたのが女優の岡本綾だったことが発覚しています。その結果、岡本は芸能界からの引退を余儀なくされ、獅童も離婚しました。その後は、高岡早紀や黒木メイサなどとの交際が囁かれましたが、最終的に獅童がお気に入りのブランド『クロムハーツ』の、広報を担当していた元モデルの足立沙織と結婚しました。知り合ってから5年後に結婚しいますが、その5年間は獅童が女性関係の精算に時間がかかったからではないかと噂されています」(芸能記者)

一方で、海老蔵も女性スキャンダルには事欠かない。2003年には元歌手の日置明子とのあいだに隠し子がいることが発覚。ほかにもMHK大河ドラマで共演した女優の米倉涼子との海外旅行が報じられたり、佐藤江梨子との交際も明らかになった。さらには宮沢りえ、河北麻友子など数多くの女性と浮き名を流している。

 

人の恨みつらみを集める歌舞伎界

「“女遊びも芸の肥やし”といわれる歌舞伎界ですが、普通に考えたら隠し子や愛人がいること自体、大きく世間の常識から外れているといえます。歌舞伎界ではスタッフの死亡事故や怪我なども多発しています。人の恨みつらみが渦巻いて、不幸な出来事が起きているのではないか? とまことしやかに囁かれているのには、それなりの理由があるのです」(舞台関係者)

松たか子の兄である市川染五郎や、藤原紀香と結婚した片岡愛之助も、隠し子騒動を起こしている。愛之助に至っては、会見で「一般人の感覚でもよくあること」と発言し、世間との意識のずれを自ら露呈し、失笑された。このような感覚が抜け切らない限り、女性たちの報われぬ怨念がさらに渦巻くのは避けられないだろう。

歌舞伎界に不幸なニュースがこれ以上起きないことを祈りたい。

 

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