「貴族探偵」新視聴者層に人気で月9再生?

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フジテレビのドラマを代表する“月9”放送枠で、4月から鳴り物入りでスタートした『貴族探偵』。制作費が通常の2倍という話があり、中山美穂や仲間由紀恵、生瀬勝久といった豪華なキャストが勢ぞろいするとあって、前評判は高まっていた。だが、平均視聴率は第5話の時点で8.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と、期待外れな状態が続いている。

月9と言えば、かつては恋愛ドラマで一世を風靡したが、近年は視聴率が低迷している。3月まで放送していた『突然ですが、明日結婚します』は、同枠で史上最低の視聴率となる5.0%を記録した。

一方で今回の貴族探偵に対しては、インターネット上では、《中学生の息子と小学生の娘が楽しんで見てる》、《原作ファンの旦那は大絶賛です》とおおむね好評な意見が多い。これまで月9の主な視聴者であった、若い女性とは異なる年齢や性別層で人気を獲得しつつあるようだ。『テレビウォッチャー』(データニュース社)によると、視聴満足度が最も高いのは50歳以上男性の『M3層』という結果も出ている。

ドラマは、主役が自ら推理をせずに、メイドの田中(中山)ら推理を任せる設定。劇中で2通りの推理を提示するため、脚本家も2話分の労力をかける手の込みようだ。

同名の小説が原作のドラマであるにもかかわらず、主役を演じる相葉に「ドラマや映画は、原作よりもつまらなくなるのが相場と決まっている」と自虐ネタを言わせるなど、趣向を凝らしている。「最近では『逃げ恥』の評価は高かった……」と、他局のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を持ち上げる台詞も出るなど、ドラマ好きをにやりと笑わせる要素を多く用意している。

《細かなところまで見てドラマを楽しむ人には面白いと思います》、《作り込みがすごいし、テンポもいい》という意見もある通り、ドラマをよく見るマニア層で評判になれば、今後じわじわと人気が出てくる可能性もある。

 

真価が問われる次作「コード・ブルー」

一説には、秋で打ち切りになるのではないかと言われている月9のドラマ枠だが、7月から始まるのドラマは、人気作品の続編である『コード・ブルー』だとすでに発表されている。

恋愛ドラマではない、新しい月9のブランドイメージが作られるかは、貴族探偵とコード・ブルーの2作品にかかっていると言えよう。

 

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