女囚役で個性派演技を見せる剛力彩芽「ゴリ押し」からの脱却

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女優の剛力彩芽が主演を務める連続ドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系)は、元舞妓の女囚役が6人の女性とバトルを繰り広げるという、いかにも深夜ドラマらしい作品だ。放送時間を考えれば、及第点の視聴率を記録し続けている。

この放送枠は『金曜ナイトドラマ』として、2000年春から放送が始まった。金曜の深夜(現在は11時15分~翌0時15分)に放送され、過去に『トリック』や『民王』、『特命係長』シリーズなどの人気作を多く放送している。

「この放送枠は、実験的な挑戦をするドラマを仕掛けることで知られています。『家政夫のミタゾノ』は『家政婦のミタ』のオマージュで、倉科カナ主演のメロドラマ『奪い愛、冬』は昼に展開する不倫ドラマを、あえてこの深夜枠で放送していました」(芸能関係者)

今回の女囚セブンでは、女優としての剛力から新たな特徴を引き出そうとしているのが、その挑戦なのだろう。

「剛力が演じるのは、罪をかぶって刑務所に入った京都の芸妓の神渡琴音。その神渡はひと癖もふた癖もある6人の女囚たちにいじめられる。特に剛力の迫力ある女囚の演技は、かつて梶芽衣子が1970年代に人気を博した『女囚さそり』シリーズを彷彿とさせます。京都弁を使ってじっくりと低い声で他の女囚をさとすシーンなどは、全盛期の梶を彷彿とさせます。このドラマには、その梶も出演していますが、梶が休憩時間などでは台詞の言い回しなどをアドバイスしているようです」(芸能記者)

 

梶が剛力に付きっきりで演技指導

このドラマには、剛力のほかに、山口紗弥加、トリンドル玲奈、平岩紙、橋本マナミ、木野花、安達祐実が個性的な女囚を演じている。それぞれの人生を背負いながらも力強く生きていくことがテーマになっており、ここぞで重い人生訓を言う剛力が光っている。

剛力の指南役の梶は、女囚さそりシリーズと同じく「やっぱり女囚の役なのかな?」と思っていたそうだが、今回は琴音(剛力)の育ての親で、置屋の女将である一条涼の役だ。

「琴音の無実を信じ、塀の外から彼女をバックアップしていく役です。そのためか、梶は休憩時間も剛力の側につきそい、演技論を戦わせているようです」(同・記者)

これで剛力は影のある役をこなせるようになったと、テレビ関係者や映画関係者が注目を始めた。

「間違いなく剛力は、演技に新しい引き出しを増やし始めています。このドラマに出ることで、初めて剛力は自分で“キャラクターをつくり込む”ということを学んだと言ってもいいでしょう」(同・記者)

剛力が“ゴリ押し”を脱却して、実力派の女優になろうとしている。

 

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