世界で高評価を得ている日本の「甲州ワイン」

ぶっちぃ写ライフ / PIXTA(ピクスタ)

ワインの本場といえばフランスだが、最近になって世界中から注目されているワインの品種がある。それは、日本の『甲州ワイン』だ。

甲州(Koshu)は、2010年に欧州連合(EU)でブドウの品種として登録され、それ以来、着々と世界中に甲州ワインのファンを増やしている。甲州で作ったワインは、穏やかで爽やかな味わい。成分的には欧州産よりも鉄分が少ないのが特徴だ。鉄分が多いと、魚介類の生臭さを強調させてしまう。そのため、刺身など鮮度のよい魚介類をシンプルに食べる日本食との相性もいい。

また、出汁や薄口しょうゆなど、素材の味を生かすように調理された煮物とも相性がよく、天ぷらや鰻などにも合わせやすい。

さらに最近では、日本の懐石料理に影響を受けているイタリアやフランス料理のシェフも多く、そんな彼らがつくるシンプルな料理にも甲州ワインはよく合う。

 

ワイナリー巡りができる「ワインタクシー」

甲州ブドウの主な産地である山梨県には、80社以上のワイナリーがあり、国内の3割のワインを生産するほどの規模がある。そのなかでも、中央葡萄酒や勝沼醸造などが作る甲州ワインは、国際コンクールでも数々の賞を受賞している。

都内でも甲州ワインが飲める店や買える店も多いが、新宿から甲州市までは、電車で1時間半。せっかくなら、休日を使ってワイナリー巡りはいかがだろうか。 石和温泉駅を出発し、白百合醸造、シャトー・メルシャン、ルミエール、中央葡萄酒と4つのワイナリーを回る、路線バスのような『ワインタクシー』も便利だ。

夏から秋にかけては、ぶどうの収獲とワインの仕込みをする時期。実際にワインを作っているところを見られるチャンス! いまのうちから計画を立てて、ぜひ自分の目と舌で世界の甲州ワインを味わってみよう。

 

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