不可解なジャッジの影響で村田諒太「圧倒的有利」な次の世界戦

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ロンドン五輪金メダリストとボクシング界の実力ある興業主が“ゴリ押し興業”で再び世界戦へとなだれ込み、ビッグマネーをはじき出すシナリオができつつある。
5月20日に東京の有明コロシアムで行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で、同級2位の村田諒太(帝拳ジム)と同級1位のアッサン・エンダム(フランス)が対戦し、村田が4ラウンドにダウンを奪うなど優位に展開しながらも判定負けを喫した。そのため、「不可解だ」という声が相次いだ。

3人のジャッジは2-1と割れ、115-112、116-111、110-117と統一性に欠けるものだった。WBAのヒルベルト・メンドサ会長が「わたしの採点では117-110で村田の勝利。村田と帝拳プロモーション。日本のファンにお詫びしたい」と異例のコメントを出し、再戦を指示した。それだけでなく、日本ボクシングコミッション(JBC)は試合採点について、メンドサ会長に結果を再検証した上で2週間以内の回答を要求した。

帝拳ジムの本田明彦会長は「ジャッジを処分しない限り、WBA(エンダムとの再戦)は絶対やらない」としている。そうかと言えば、本田会長はWBA以外の団体、WBC、WBOからタイトルマッチのオファーが届いていることを公表している。これは、見方によれば“もったいぶって”いる状態にも見えなくはない。

SNS上では《村田が負けたのはボクシングじゃなくて政治。残念ながらどのスポーツ界にもある》といった怒りの声が上がっており、やはり何らかの“ビジネスのにおい”が漂っているような雰囲気がある。

 

今後の本田会長の狙い

「実際に関係者の本音は、エンダムとの再戦を喉から手が出るほどやりたいでしょう。平均世帯視聴率が関東地区で17.8%、関西地区では18.4%(ビデオリサーチ調べ)という結果を受け、本田会長は『村田の試合は金になる』と感じたはずです。ファイトマネーは今後、上がっていくでしょうし、今回の一件で世界の注目も集まるでしょう。世界の“MURATA”として売り出す絶好の機会を得たのです」(格闘技ライター)

結果的に、異様な判定結果が興業を盛り上げることになったのだ。元格闘家でボクシングに詳しいジャーナリストの片岡亮氏は語る。

「本田会長が執拗にWBAに抗議しているのには理由があります。これはWBAの高い承認料を下げさせる圧力のはず。さらに再戦では、確実に村田の勝ちに付けるジャッジをそろえさせたいのではないでしょうか。本田会長はボクシング業界で誰も逆らえない絶対権力者。世界戦の窓口になっていて、弱小ジムは頭が上がらない。WBAなど世界団体もひれ伏す存在なのです」

当初は村田の実績ではWBC、WBOのタイトル挑戦は難しかった。しかし、今回の高視聴率でテレビマネーが高騰するため、大金を払える状況も作れた。本田会長も「(WBO王者の)ビリー・ジョー・ソーンダースが7月に試合をするので、その勝者とやることも視野に入れる」と色気を出している。

「今後は、ほかの団体のタイトルマッチも組み、ジャッジはみんな村田寄りになる状況が予測できます。いずれにしても、村田は“負けるが勝ち”とばかりに、物議を醸す判定で負けて、本田会長ともども次戦以降、大金を得る価値を高めたと言えます」(前出・ライター)

流行の言葉で言えば、ファイトマネーを“忖度しろ”とマッチメイクの相手に言える状況になったことで、本田会長も内心ではほくそ笑んでいるのではないだろうか。

 

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