明石家さんま『鬼滅の刃』最終回に苦言! ファンから「老害」と猛反発の声

明石家さんま

画/彩賀ゆう(C)まいじつ

12月12日に放送されたMBSラジオ『ヤングタウン』で、お笑いタレントの明石家さんまが大人気漫画『鬼滅の刃』に言及。作品の終わり方について不満を漏らし、ネット上でさまざまな反響を巻き起こしている。

今や「鬼滅の刃」は日本エンタメ界を支える柱となっており、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は興行収入300億円を突破するほどの化け物コンテンツに。12月4日には単行本の最終巻も発売され、大きな話題を呼んだ。

ヒット作にありがちな引き延ばしがなく、コミックス最終巻では物語の完結がしっかりと描かれている。さんまも「鬼滅の刃」の最終巻を入手して目を通したとのことだが、どうやら最終回の内容に納得がいっていない様子。主人公が活躍する展開が好みなのか、番組の中で〝もっと炭治郎推しでいい〟といった苦言を漏らしていた。また、続編を仄めかしているように感じたことも不満の原因となっているようだ。

さんまが「鬼滅の刃」の最終回に苦言を呈したことについて、ネット上では、

《さんまの意見、めっちゃ同意》
《さんまさんの感覚は分かるな。むしろそちらが今までのマンガの王道だからね》
《そこは同感! 読んですぐ思った。炭治郎、弱すぎ。主役としての何かがほしいなって》
《まぁ、俺も最後は蛇足かなー?とは思った》

といった肯定的な意見が上がっている。

『鬼滅の刃』アンチは許さない!? 暴走するファンも…

その一方で、「鬼滅の刃」ファンの中にはさんまの言動を〝老害発言〟と捉える人も。一部では、

《老人は黙って介護されてて下さい。以上》
《この漫画は、「主人公1人をヒーローにしない」ことに大きな意味があったんだよ。あえて、炭治郎だけが活躍する展開にはしなかったんだよ》
《最終巻だけ売れた理由がこれ。老人が最終巻だけ買って読んで文句つけるため》
《でたー! 流行り物に文句つけないと生きていけないのかな? これだから高齢者は…》

などと、激しい反発が巻き起こっているようだ。

「今や『鬼滅の刃』は社会現象を巻き起こし、多くの有名人が言及していますが、さんまはかなり早い時期から同作に注目していたようです。3月7日に放送された『ヤングタウン』でも、『鬼滅の刃』にからめて『引き笑いの呼吸 さんまの型』という独自のギャグを披露していました。これまで作品を本気で応援してきたからこそ、最終回に対する違和感を表明せずにはいられなかったんでしょうね」(芸能ライター)

また、さんまは『ONE PIECE』好きを公言していることでも有名。同じ『週刊少年ジャンプ』連載作品だが、「ONE PIECE」は「鬼滅の刃」よりも少年漫画の王道に近い展開が描かれている。そのため、もともと「鬼滅の刃」がさんまの趣味に合う作品ではなかった可能性もあるだろう。

有名人の発言は拡散されやすく、流行りものに言及すると揚げ足をとられることもある。炎上を避けるためにも、さんまは何が嫌いかより、何が好きかで自分を語った方がいいかもしれない…。

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