国民的RPGに暗雲!? 炎上した『ドラクエ11』完全版の売り上げが大爆死

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1986年に発売されたゲームソフト『ドラゴンクエスト』を皮切りに、今や国民的RPG作品となった『ドラクエ』シリーズ。その最新作である『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が、12月4日に『PlayStation 4』向けの完全版として発売。しかし〝悪質な販売方法〟のせいで、大爆死する結果となっている。

もともと「PS4」と『ニンテンドー3DS』用として、2017年に発売された「ドラクエXI」。その2年後に『Nintendo Switch』向けに、完全版となる『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』がリリースされていた。そんな時系列を経て、なぜか完全版が「PS4」用でも発売されることに…。

「同作は、いわゆる〝完全版商法〟の典型例と言っても過言ではないでしょう。完全版が『Switch』で発売されるとなれば、ハードを持っていないファンたちは本体ごと購入するハメに。しかし、『PS4』でも完全版を何事もなかったかのように販売したのです。当たり前ですが、『PS4』向け完全版の発売が明らかになった際は、ゲーマーから猛反発の声が殺到。もちろん炎上していました」(ゲームライター)

予想通りの『ドラクエ11』大爆死

しかも同作は「Switch」向けソフトの〝移植〟ということもあり、すでにプレイしている人たちからは、《画質が落ちてる…》という情報も。

そして、発売初週に集計された『ファミ通.com』の〝ゲーム販売本数ランキング〟では、累計2万8612本で7位。国民的RPGとは思えない無残な結果だった。大爆死という結果に、ネット上では、

《仮にもドラクエ本編が3万本って…》
《完全版やりたいやつはSwitch買ってやってるんだよなぁ。残当》
《ドラクエのこういう商売嫌いだったからザマァ。ゲーム性が化石なのは支持するけど、マイナーチェンジ程度の違いでアップデート対応すらしないのは許せん》
《なぜ売れると思ったのか聞きたいわ。せめてPS5向けに画質あげるとかしろよ》
《約3万本って酷いぞ…。同じリメイクでも『メガテン3』は10万本売れたのに》
《無印(画質普通)→完全版(Switchに合わせて画質低下)→そのまま移植。こんな舐めきった物が売れるわけ無いだろ》
《この商法で、これだけ売れれば上出来》

などのコメントが続出していた。

無印版は発売からおよそ10日経たず、PS4と3DS版あわせて300万本の販売本数を誇る怪物ゲーム。3年の月日が経ったにも関わらず、3万本以上売り上げるのは、やはり国民的PRGということなのだろうか…。

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