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『時をかける少女』や『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』といった名作を生みだしたアニメ監督・細田守。彼の最新作『竜とそばかすの姫』が、来年夏に公開予定という情報が発表された。待望の新作にファンから歓声が上がった一方、すでに不安を漏らす人も続出している。
現在発表されている情報は、作品タイトルと物語の舞台となった世界を描いたコンセプトアートのみ。全世界で登録アカウント50 億人を突破するインターネット世界《U》が舞台で、コンセプトアートには電子空間のような場所に〝空〟や〝月〟と思われる背景、街にも見える電子回路や基盤のようなものが描かれていた。
スタジオ地図が贈る
細田守監督の最新作『#竜とそばかすの姫』
2021年夏公開が決定しました。映画公式サイトも本日オープン!https://t.co/emcTDklpzF
ご期待ください! pic.twitter.com/FpcycFBadJ— 『竜とそばかすの姫』細田守最新作@スタジオ地図 (@studio_chizu) December 15, 2020
最新作の発表に、ファンからは、
《楽しみがまた増えた!》
《ぜひ劇場で観たいな!》
《細田作品大好き! 特にサマーウォーズとおおかみこどもの雨と雪が好き! 最新作嬉しい! まだ内容わからないけど絶対面白い!》
といった反響が起こっている。
細田守の最新作に不安の声も…
しかし、同作の内容やタイトル、コンセプトアートに違和感を覚える人たちも。ネット上には、
《グリッドマンのパクリじゃん…》
《もうタイトルの時点でオーラがない》
《シナリオを誰が書くか、細田がどれくらい介入してるかで話が変わる》
《まずヒロインがかわいくないことだけは確信できる》
《今の細田なら期待してない分、失望することもないから》
《サマーウォーズのネット世界みたいな話を永遠とやる気か》
などの手厳しいコメントが続出している。
「〝ポスト宮崎駿〟として名前が挙がることも多い細田監督ですが、彼の作品には敏腕脚本家・奥寺佐渡子氏の存在が必要不可欠です。細田監督の人気作品『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』は奥寺氏が脚本を担当。一方で賛否の声が多い『バケモノの子』『未来のミライ』は、細田監督自らが脚本を務めており、最新作も彼が担当するようです。そのためネット上に不安の声があがってしまったのかもしれませんね」(映画ライター)
奥寺氏なしの最新作品は吉と出るのか凶と出るのか…。なにはともあれ、情報が公開されただけで盛り上がるのは、注目を集めている証拠。来年夏の公開が待ち遠しい限りだ。
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