『シン・エヴァンゲリオン』完成! いまいち盛り上がらないのは『Q』が原因?

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12月17日、庵野秀明監督による待望の最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が完成したと公式ツイッターで発表された。これに対して、ファンからはさまざまな反響があがっている。

2007年から公開されている『新劇場版』シリーズの第4作品目にあたる『シン・エヴァ』。前作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から、およそ9年の時を経て公開される同シリーズの集大成といえる作品だ。

ちなみに「新劇場版」シリーズは、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をベースに、新たなキャラクター設定とストーリーで再構成した劇場公開作品。2007年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を皮切りに、2009年に『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』、2012年に上述の『Q』が公開されている。

また、『序』の段階では〝エヴァ〟シリーズのリメイクかと思われていたものの、『破』では一転、大きく異なった物語を辿っていくことに。新規のストーリーが始まったことで大きな注目を集め、続く『Q』でも物語はさらなる広がりを見せていた。

期待できない理由は『Q』が原因?

しかし、今回の発表に〝エヴァ〟ファンからは、

《Qがクソじゃなければ絶対行ったのにな。てかこれでほんまに完結なんか?》
《生きてる間に終わりを見られるだけでもう幸せやわ》
《まさかQが公開された時は、9年後にならないと続きが見れないとは思わんやろな》
《序リバイバルも破リバイバルも大爆死したけど、シンエヴァを待ってる人なんて本当にいるの? まさかQリバイバルで盛り上がるわけでもないだろうに》
《シンエヴァを待ってる人は確実にいるけど、Qで大分減っただろうな。でもエヴァが終わるっていうのは何だかんだ感慨深い》
《観に行く人、大幅に減るだろ。Qでみんな離脱したよ》

などと辛辣な意見が続出している。

「物語が大きく動き出した『破』の評価は、ファンの間でも非常に高かったのですが、期待値が上がり過ぎたのか『Q』の評判はイマイチでした。また9年もの時が経過したことにより、熱が冷めてしまったファンも少なくないようです」(カルチャー誌ライター)

アニメ映画といえば、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が大きな盛り上がりを見せている。果たして『シン・エヴァ』は、『鬼滅』を超える話題を集めることができるのだろうか…。

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