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24年ぶりに『NHK紅白歌合戦』出場が決定した歌手・鈴木雅之に、アニメファンから批判が殺到しているようだ。
12月21日に『紅白』は、出場アーティストの曲目を発表。鈴木の披露する楽曲は、『夢で逢えたら』だと判明した。同曲は鈴木が所属していたバンド『ラッツ&スター』時代のもので、今回の『紅白』の〝今こそ歌おう みんなでエール〟というテーマにあわせ、「夢で逢えたら」を歌うことになったという。
「第71回 NHK紅白歌合戦」にて鈴木雅之は「夢で逢えたら」を歌わせて頂きます
歌唱曲発表に伴い公開された鈴木雅之のコメントを是非ご一読下さい⬇️https://t.co/D7dHNarZNH#NHK紅白@nhk_kouhaku https://t.co/ITNaZy9HxI pic.twitter.com/y3rOWX4d0H
— 鈴木雅之【STAFF】 (@martin40_staff) December 21, 2020
また『紅白』出場発表の当日に亡くなった鈴木の母親は、「夢で逢えたら」が好きだったらしい。24年ぶりの『紅白』で彼がこの楽曲を歌うことには、きっとさまざまな意味が込められることになるのではないだろうか。
この選曲に鈴木のファンからは、
《天国のお母様への『夢で逢えたら』の贈り物。素敵です》
《当日はテレビの前で泣かないようにしたいと思うけど、今からもう涙が出てきて…。楽しみにしています》
《お母さんの思い出と共にエールをおくってくれるんですね。ありがとうございます》
《そういう事情で選曲されたんですね…。きっと天国のお母様に届いてくれたら、本番楽しみにしてます!》
などと期待の声が寄せられている。
鈴木雅之の選曲に納得できないアニオタ
しかし一方で、
《今年の曲じゃないじゃん。かぐや様を歌えよ。紅白の価値が下がるわ》
《鈴木雅之さんは、かぐや様を踏み台にされたんですね。ショックです。かぐや様の曲を歌わない理由はわかりません。今年一体何が認知されて、何が評価されて紅白に選ばれたのか。そこは無視なんですね》
《タイアップがなきゃYouTubeでも人気ないくせに、いつまでも自分を大物だと思ってんの》
《ショック。選ばれた理由がかぐや様なのに、別の曲を歌わせるのはおかしい》
《LiSAが『紅蓮華』以外を歌うようなもの。最悪》
など、目を疑いたくなるほど心無い意見が寄せられている。
「鈴木は、アニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(TOKYO MXほか)の主題歌を担当。この楽曲によって、若い世代を中心に再び注目を集め、再ブレークしたのです。しかし今回『紅白』で披露するのが、『かぐや様』のオープニング曲『DADDY!DADDY!DO! feat. 鈴木愛理』でないことに、アニメオタクたちが怒っているようですね。ソロデビューから30年以上も活躍している鈴木ですが、アニオタは〝自分たちが育てた〟とでも勘違いしているのでしょうか」(芸能ライター)
自分の思い通りにならなかっただけで、鈴木に罵詈雑言を浴びせるアニメオタクたち。自らの行動が、作品の価値を下げているということに気づいてほしいものだ。
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