海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が日本と某国でだけ流行らない謎

2010年代が終わり、波乱の2020年代を迎えた現在。〝モダンクラシック〟になっている作品が、10年代を代表するドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』だ。

同作は、作家のジョージ・R・R・マーティンによるファンタジー小説『氷と炎の歌』を原作としたファンタジー作品。第71回『エミー賞』で史上最多の32ノミネートされるなど、批評家からも高く評価されている。物語の舞台は、一つの季節が数年間にわたって不規則に続く大陸『ウェスタロス』と、海を隔てた東の大陸『エッソス』がメイン。壮大なスケールで進行するストーリーと、膨大な数の登場人物が織り成す〝予測不能〟の展開が、見ている人を飽きさせない作品だ。

〝全8シーズン〟にも及ぶ物語の中では、ファンタジー要素が置いてけぼりになる程〝人間ドラマ〟が展開されていく。主要人物は膨大なほど多く登場するが、物語の視点が多面的で〝主人公〟と呼べる人がいないのも、同作の魅力の一つといえるだろう。

世界的に流行った『GoT』だけど…

ここまでシリーズ化されたにも関わらず、日本ではそこまで知名度が高くない同作。一方で視聴した人たちからは、

《やっぱり ゲームオブスローンズを越えるドラマはない。永久に1位だわ》
《凄まじい。太刀打ちできない。架空の中世戦時下を描いているからには、日本人的な倫理や映像規制など消し飛ぶ圧倒的展開。性も暴力も裏切りも、全部載せ、登場人物全員命懸け》
《世界観・ストーリー・キャラクターのどれをとっても素晴らしい。ファンタジーな海外ドラマの中でも断トツでおススメです》
《見始めると止まりません。時間がある時でないと、見始めるのは危険です》
《信じられない。この面白さのまま、中だるみが一切ない上に、終盤で更に面白くなるなんて!》

などの好評の声が続出している。

「同作はアメリカで絶大なる人気を誇り、第1章1話のタイトル『冬来たる』は流行語になるほど。そんな人気作ですが、日本ではあまり話題になっておらず、〝流行っていないのは日本と北朝鮮だけ〟というジョークも生まれました。ただ、膨大な話数や同作のリアルな戦闘描写や性描写が、日本人の持つ〝ファンタジー〟のイメージからかけ離れているため、手を出しずらいという可能性も考えられます。しかし、〝映画以上に面白い〟といわれるストーリー展開や大迫力の撮影、潤沢な予算をかけた戦争シーンなど、見どころは盛りだくさんです。今後『GoT』のスタッフが映像の世界では中心になっていくほど、全人類必見の大傑作ドラマです」(映画ライター)

全シリーズトータルで73話にも及ぶ同作。見るには少し体力が必要だが、最後まで見ずにはいられないだろう。

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