『ストレンジャー・シングス』の魅力とは? 世界的大ヒット作をイッキ見!

(C)Sean Locke Photography / Shutterstock 

『Netflix』加入者を一気に増加させた作品といえば、真っ先に『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が思いつくかもしれない。

同作は、少年たちと不思議な力を持つ少女・エルが、インディアナ州にある架空の町『ホーキンス』に潜む秘密を解き明かしていくSFミステリー。2016年にシーズン1が配信されてからというもの、世界的に大ヒットを記録している。2019年に配信がスタートしたシーズン3は、『Netflix』の視聴記録を更新。公開から約4日間で、4070万ものアカウントが視聴したという。

同作の魅力を一言でまとめるのは難しいが、各話ラストの強烈な引き、映画さながらのクオリティ、キャラクター同士の関係性の微妙な変化などがあげられるだろう。さまざまなジャンルの美味しいところを詰め込んだような作品で、視聴者からは、

《キャラクターに不思議なくらい嫌いなキャラがいない!》
《見た瞬間『これは面白いわ…』ってなる作品は久しぶり》
《シーズン3まで一気に見ちゃった》
《少年少女の成長譚でゴリゴリのSFでホラー要素も…。絶対に面白いやつだよね》
《ストレンジャー・シングスはいいぞ》

といった声が。SFやホラーといった一般的なジャンルではくくれない作品のようだ。

80年代カルチャーの詰め合わせ?

また80年代の小さな町を舞台にした『ストレンジャー・シングス』には、80年代カルチャーのオマージュが散りばめられており、映画ファンの心を鷲掴みにしている。「例えば主要キャラクターの1人であるダスティンという少年が、いじめっ子のクラスメイトにナイフで脅される場面があるのですが、これは80年代の名作映画『グーニーズ』のオマージュでしょう。ちなみにドラマのシーズン2には、『グーニーズ』で主人公の少年を演じたショーン・アスティンが出演しています。他にも『シャイニング』や『E.T』、『ジョーズ』など、さまざまな80年代名作映画のオマージュが。どんな作品が元ネタになっているか、探してみるのも面白いかもしれません」(カルチャーライター)

さらに日本のカルチャーから取り入れたエッセンスも多く、『AKIRA』や『サイレントヒル』といった作品からも影響を受けているとのこと。どこか日本人にも馴染みのある設定や世界観が、海外だけでなく日本でも受け入れられている理由なのだろう。

すでに新作となるシーズン4の公開も決まっており、まだまだ『ストレンジャー・シングス』の人気は過熱していきそう。新シーズンが始まる前に、シーズン3までイッキ見したいところだ。

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Sean Locke Photography / Shutterstock

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