
画/彩賀ゆう (C)まいじつ
12月23日、波瑠主演のドラマ『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)の第10話・最終回が放送された。福山雅治の主題歌を巡り、意見が真っ二つに割れている。
主人公は、恋愛をさぼってきた〝おひとり様〟産業医・大桜美々(波瑠)。「コロナパニック」の世の中を過ごす中で、ふとオンラインで知り合った相手「檸檬」にSNSで恋をしてしまう。しかも相手は、どうやら社内にいるらしい…というストーリー。
今作の主題歌『心音』は、福山がドラマの台本を読んで書き下ろしたという1曲。しかし、ねっとりと歌い上げるバラードと本編の軽いコメディーノリがチグハグで、視聴者からは、
《このドラマ、大事なところで福山の主題歌流れるのがすごい嫌。あの変な歌声が全くドラマに合ってない! ゾーッとする》
《素晴らしく合ってないよね笑》
《メチャメチャ嫌! こんなに合ってないの珍しいわ》
などといった声が投げつけられていた。
しかし最終回に近づくにつれて、話が少し重くなってきたことから、徐々に本編と歌の調和が取れてくることに。そして最終回、ここぞという場面で福山の歌が流れると、
《福山きたあああああ》
《今日は存分に歌ってくれー》
《変な歌キターーー》
《今日ほど福山を待ち侘びたことはなかった最終回だった》
など、ウズウズした一部の視聴者から歓迎の声が上がるのだった。
「これでもかというほど福山ってほしかった…」
だがその後、いつもと同じように福山の歌は途中でプツンと切られてしまい、別のBGMがかかることに…。これには、
《もっと福山あっても良かった。福山不足。最終回はこれでもかというほど福山ってほしかった》
《福山の歌止まって良かった》
と、視聴者の賛否が割れた。
最終回の世帯平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とパッとせず、一度も二桁に乗せることはなかった『リモラブ』で、唯一ツメアトを残した福山の主題歌。やはりスターはどんな場所でも輝くようだ。