50代後半で大ブレーク!「遅咲き俳優」として思いつくのは…?

松本まりか 

(C)まいじつ 

令和ドラマで最高視聴率を叩き出し、またも社会的ムーブメントを巻き起こした大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)。今回は、池井戸潤氏の原作『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』には登場しない、ドラマ前作の宿敵・大和田暁(香川照之)をフル稼働させ、柄本明や北大路欣也による大物俳優対決も見どころとなった。なかでも逆転劇に華を添えたのが女優の江口のり子の存在だろう。

「彼女は『劇団東京乾電池』という劇団出身の実力派女優で、クールな見た目にスラッとした長身が特徴の40歳。『半沢』をきっかけに一躍知名度を全国区にしたものの、あるインタビューでは、『世間の注目度が高い作品にたまたま出演しただけで、私自身は何も変わってません』とさっぱりと話し、第一印象がクールに見えがちな点については『もう(自分から明るく接することは)無理です。する気もない』と諦観めいた〝塩発言〟で、逆に世間の好感度を高めています」(芸能ライター)

江口のように、〝遅咲きの俳優〟は少なくはない。現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)で松永久秀役を演じる吉田鋼太郎もその1人だ。

『ファイナルファンタジーX』声優が…

それまで舞台俳優として、シェイクスピアやギリシア悲劇など、海外古典作品の常連として第一線で活躍を続けてきた吉田。2013年放送のドラマ『半沢直樹』で注目を集め、俳優・田中圭との男性同士の恋愛を描いたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で〝乙女系上司〟を演じ、当時57歳にして若年層にも広く知られることになった。

女優の松本まりかは34歳の時、2018年放送のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で、妻帯者の男性を〝あざとかわいさ〟で奪い取ろうとする悪女役でブレーク。泣き叫ぶ演技や、濃厚濡れ場を披露し、その演技力の高さで話題騒然となった。

「ブレーク以前の松本の経歴でよく話題になるのは、2001年発売の人気RPGゲーム『ファイナルファンタジーX』でリュック役の声優を務めていたこと。幼稚な一面がありながらも機械いじりが得意なリュックは、主人公の冒険に最後まで明るくサポートする少女で、松本の武器でもある〝キュートボイス〟がぴったり。2000年にドラマ『六番目の小夜子』(NHK)でデビューしてから約18年、ブレークまで時間を擁しましたが、今や売れっ子女優として名を馳せています」(芸能プロダクション関係者)

テレビでブレークするのは、実力もさることながら運が極めて重要。良い作品に巡り合うことで、役者人生は大きく変わっていくようだ。

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