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12月23日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、企画の一環として屋外でのロケを敢行。お笑い芸人たちがマスクを着用していなかったことについて、ネット上で批判の声が殺到している。
今回放送されたのは、バカリズムが提唱した「あるあるネタ 『ある』とは言いながらも実際に探すとなったら困難説」という企画。偽の番組で「あるあるネタ」を発表するように芸人を騙したうえで、自身が発表したネタを実際に街中で見つけさせる…という内容だ。
企画の趣旨を説明されると、芸人たちは〝あるある〟を求めて街中に繰り出し、一般人にインタビューを行っていくことに。コロナ禍では感染防止のため、外出時にマスクを着用するのが当たり前だが、番組のメンバーはレイザーラモンRGを除き、全員がマスク未着用でインタビューに臨んでいた。
ずさんなコロナ感染対策にツッコミの声
ちなみにインタビューの際には、マスクを着用していない芸人が、街の人と至近距離で会話するシーンも。メディアとして配慮にかけた姿勢に、ネット上では、
《テレビ業界、矛盾しすぎやろ。みんなに自粛しろって言いたいなら自分の襟を正せよ》
《水ダウのロケ、フェイスガードもマスクもしないで普通に大声で人混みロケして、一般人に近距離で話しかけるって…。街の人たちはしっかりマスクしてるのに》
《今時マスクつけないで普通に街中でロケしてんのやばいやろ》
《水ダウ見てるけど、インタビューするならマスクしてから声かけろ》
《あるあるネタを街中で探す企画、芸人全員マスクしてないのって炎上商法なのかな》
《水ダウ久々に見たけど、これ最近のロケだよね? なんでみんなマスクしてないの?》
などと批判の声が続出している。
余談だが、同局で『水曜日のダウンタウン』の直後にTBS系で放送されたのは、『NEWS23』。そこではマスク着用率の低下を指摘した上、屋外でのマスク着用が呼びかけられていた。
一方では感染症対策を推奨しつつ、番組に出演する芸能人たちはノーマスクという矛盾。視聴者にマスクの着用を勧めるのならば、まずはお手本を示してほしいものだ。
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