日本のドラマはパクリだらけ? 疑惑が噴出したドラマ3選

上白石萌音 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

1月12日より放送がスタートした、女優の上白石萌音が主演を務める連続ドラマ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(TBS系)にパクリ疑惑が浮上している。

主人公がイモっぽい女性、希望していた部署でなくファッション誌で働く、上司は鬼編集長、主人公はそんな鬼編集長の雑用係といった点が、2006年公開の名作映画『プラダを着た悪魔』とそっくりだと言われているのだ。実際にドラマ放送中には、ツイッター上で「プラダを着た悪魔」というワードが、4000件以上つぶやかれるほどで

《プラダを着た悪魔を少女漫画にしたら、コレになる》
《TBSの火曜ドラマは和製版プラダを着た悪魔?》
《なんかこのドラマもう本当プラダを着た悪魔にしか見えん》

といった声があがっていた。しかし、日本ドラマがアメリカ映画をパクったとされているのは、これだけではない。

木村拓哉と戸田恵梨香のドラマでも…

2019年10月期の木村拓哉主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)でもパクリ疑惑が浮上。同作は、二ツ星を獲得したカリスマシェフが、スキャンダルで全てを失ったが、数年後に女性シェフ・早見倫子(鈴木京香)と出会い、もう一度シェフとして生き直そうと決意。世界最高の三つ星レストランを作り上げることを目標として、かつての仲間を集めていくというストーリーだ。

そして、このパクリ元とウワサされているのが、2015年にアメリカで、16年には日本でも公開されたブラッドリー・クーパー主演の映画『二ツ星の料理人』。同作のあらすじは以下の通りだ。

《パリの一流フレンチレストランの二ツ星シェフが、スキャンダルを起こして姿を消した。彼の名はアダム。シェフとしては最高だが、人間的には欠点だらけの男だ。それから3年、復活をかけたアダムは、かつてのオーナーの息子トニーがロンドンに開くレストランを訪ね、強引にシェフの座に就く。「三ツ星をとって世界一になる」と誓い、パリ時代の同僚のミシェルやヘッドハンティングした女性料理人エレーヌなど、才能あふれるスタッフを集める…》

あらすじだけ見ると、酷似していることがわかる。放送中には当然、ネット上ではパクリ疑惑が多く寄せられていた。

2018年10月期の戸田恵梨香&ムロツヨシの恋愛ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)でもパクリ疑惑があった。

同ドラマは、戸田演じる若年性アルツハイマー病に侵された女医・北澤尚と、ムロ演じる彼女を支える売れない小説家兼フリーター・間宮真司の10年間にわたるピュアな恋愛が描かれている切ないラブストーリー。

そしてパクリ元とウワサされたのは、2004年に公開された韓国映画『私の頭の中の消しゴム』と、1996年に小説が出版され、2004年に映像化されたアメリカ映画『君に読む物語』の2作品。どちらも女性がアルツハイマー病にかかり、恋人である男性が献身的に支えるものの、女性は男性のことさえも忘れてしまう…という設定。

『君に読む物語』との大きな共通点は、男性が女性と過ごした日々をつづった〝私小説〟を執筆し、男性との記憶を失っている女性に初対面の人として読み聞かせをする点。この読み聞かせの最中で、女性が男性のことを一瞬思い出す点も同じであり、クライマックスまで丸パクリであったとの疑惑が浮上した。

無数の作品が日々排出されているエンタメ界。完全なオリジナルは厳しくなっているのだろうか…。

【あわせて読みたい】