
画/彩賀ゆう (C)まいじつ
1月17日よりスタートした竹内涼真主演のドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)。日本の地上波で堂々とゾンビ作品をやることに注目が集まったが、あまりにもテンプレートな展開だと呆れ声が続出している。
主人公は、プロポーズ前日、トンネル滑落事故に遭い閉じ込められてしまった青年・間宮響(竹内)。命からがらトンネルを脱出すると、世界は荒れ果て、おびただしい数の遺体、そして街をさまよう生ける屍たちで溢れていた。異常事態の中たったひとり取り残されてしまった響は、恋人の来美(中条あやみ)を必死に探すという、ゾンビサバイバル×ラブストーリー×ミステリー3つの軸が絡み合う〝究極の人間ドラマ〟と銘打たれている。
第1話では、ゾンビタウンと化した街で、わずかな生き残りの数人と響が出会い、行動を共にすることに。しかし生存者が多くいるはずの学校に辿り着くと、そこもすでにゾンビだらけになっていた…という展開だった。
ゾンビ映画のテンプレてんこ盛り
「同作には、これまでに無数に作られているゾンビ作品のテンプレを、そのまま使っているシーンが多々見受けられました。例えば、ゾンビに襲われている中、車のエンジンがなかなかかからない。序盤では主人公がゾンビを殺すことを躊躇して足を引っ張るものの、後半では無双して敵をどんどんなぎ倒す。様子を見に行った仲間の1人が、ゾンビになって再登場する。生存者同士が仲間割れ。無線が都合よく途切れて、大切な人の安否だけが確認できる…などなどがありましたね」(芸能記者)
このストーリーの流れに、ネット上では
《なんで今どきこんなテンプレゾンビドラマやろうと思うのかな? 海外ドラマみたいなのやりたい気持ちはわかるけどさ》
《ゾンビ映画のテンプレをまんまなぞってるwww》
《竹内涼真は作品選べよw》
《流し見してたけど、鬼滅とコロナから思いついたようなチープなドラマだった》
といった声があがっている。
ここからオリジナリティあふれる展開になるのだろうか。第2話に期待だ。