害獣を駆除できるハンターが人手不足に

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鳥獣を減少させ、自然の生態系を守り、農林水産業の発展と地域の安全を守ることがハンターの仕事だ。そのハンターの数が足りず、危機的な状況を迎えつつある。

「わが世の春を謳歌するシカやイノシシに比べ、ハンターこそが“絶滅危惧種”です。狩猟免許を持つ人は1970年代には全国で51万人いましたが、現在は20万人を下回っています。年齢を見ると半数以上が60歳以上で、20代や30代がいません。このままだとごく近い将来にはハンターがいなくなります」(環境省鳥獣保護業務室)

宮城県ではイノシシやニホンジカの農作物被害を食い止めるために、毎年ふたりずつ狩猟専門の非常勤職員を採用することにしている。また、世界遺産である北海道の知床で野生生物の保護などを行う『知床財団』は、環境省から鳥獣捕獲等事業者に認定されている。

「正規と出向の職員27名のうち、11名がエゾシカやヒグマ狩りなどで銃使用の業務に携わり、それ以外にも猟銃免許を持っている職員は数人います。狩猟免許、あるいは罠猟免許所持者、動物園勤務経験者、獣医師などは採用の際に優遇されます」(財団事務局)

 

カメの駆除に悩まされる千葉県

一方で、カミツキガメやワニガメの駆除に悩む千葉県では『タートルズハンター』を採用している。

「昨年11月、千葉県内で繁殖する両種のカメを捕獲するため、専門知識を持つ職員を公募しました。今年の2月1日、ペットショップに勤務経験のある人物が職員(任期3年)に採用されています。千葉県は全国的に見てもカミツキガメやワニガメの生息数が多く、印旛沼周辺には1万6000匹以上が生息していると推定されているほどです。大量繁殖が確認されたことで、新たな捕獲方法を開発するために専門知識を持つ職員を公募することにしたのです」(県生物多様性センター)

ワニガメの口はまさにワニのようで、素人に駆除できるものではなく、専門家による駆除がぜひとも必要だという。

このように各地それぞれ、当面は“公務員ハンター”に頑張ってもらうしかないようだ。

 

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