縁日の屋台クジに「あの流行品」が早くも登場中!

夏真っ盛り。今年もあちこちで夏祭りが開催され、会場は縁日の屋台でにぎわうことだろう。

金魚すくいやお面、ヨーヨー釣り、食べ物では綿菓子やあんず飴など、縁日の屋台は昔ながらの懐かしいものが主流だが、逆に子供たちの最新流行をいち早くキャッチして提供する屋台も数多くある。

今年の最新トレンドは、何と言っても『ハンドスピナー』のクジ引き当ての屋台だ。つい先日、東京都内で開かれていた縁日には、すでに6~7軒もの屋台が“乱立”しており、あの『妖怪ウォッチ』ブームを彷彿とさせた。

(C)まいじつ

ハンドスピナーとは、昨年末からアメリカで流行し始めたもので、“指で回転させて手遊びをするだけ”というシンプルな玩具だ。子供たちは屋台に群がり、われ先にとスピナーをゲットすると、指先でクルクルさせていた。どうやらブレイクは本物のようだ。

このハンドスピナーが日本で流行し出したのは、つい数カ月前のこと。いつもながら屋台の素早い対応には驚かされる。もしかすると、アメリカで売れ残りが大量に生じてしまい、それを処理するためにYouTubeやSNSを使って流行させ、縁日で子供たちに売りさばく…といった筋書きがあったのではないかと勘繰ってしまう。

1回500円でクジを1枚引いて、書いてある番号のスピナーがもらえるのだが、当然、高価なスピナーがそうそう当たるわけもなく、大抵は末等の一番安いヤツになる。ただし、末等の景品でも「これがハズレ?」と思わせる、なかなか立派なスピナーだ。

上が末等のスピナー、下が光るスピナー

この末等のスピナーと全く同じものが、秋葉原の某ガジェットショップで500円で売られていた。まさか縁日の屋台のハズレ景品がアキバの安売りショップと同じ価格だとは驚きだ。もしかして、在庫がだぶついていて、めちゃくちゃ安い仕入れ値だったのだろうか…。

というわけで、もし高額なスピナーが当たればもうけもの、ハズレても絶対に損はしない『ハンドスピナー』クジ当てだ。

さて、もうひとつ今年のトレンドと言えそうなのが、写真のような『電球型容器』。インスタグラムをやっている人に“インスタ映え”するという理由で人気があるそうだ。

(C)まいじつ

こちらは韓国発祥で、東京や大阪のコリアタウンですでに人気となっていた電球型容器を、屋台業者が一捻りして採用にこぎ着けたのだろう。“狙い通り”と言えるのか、お祭り会場のあちこちでこの容器を持った浴衣姿の女の子たちが、友人たちと写メを撮り合っていた。

懐かしさと最新トレンドが味わえる縁日屋台。つぶさに見て回ると楽しさ倍増だ。

 

【あわせて読みたい】

※ 後処理が無理…「ごきぶりホイホイ」以前のゴキブリ捕獲器

ショック!思わず2度見してしまうリアルな干し首

ガソリンスタンドで配布するにはあまりにも「ハレンチ」なマッチ

※ 意外!?夏が稼ぎ時の「キング・オブ・駄玩具」

※ 子供憧れのスター「水生昆虫」が夢の競演