『ヒルナンデス』紹介の“怪しい薬局”が書類送検! 乃木坂と和牛が来店も…

南原清隆 

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

1月26日、東京・中野区にある薬局の代表を務める68歳の薬剤師が、医薬品医療機器法違反の疑いで書類送検された。そしてこの店、つい3週間ほど前に『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で紹介されており、ネット上で話題になっている。

薬剤師は去年2月から8月にかけ、医薬品の承認を受けていない漢方薬を「新型コロナウイルスに効果がある」と謳って販売。店頭に広告を出し、計1500袋余りが流通していた。薬剤師は調べに対し、「コロナに効く漢方薬はないのかと尋ねてくる客が増えたので販売を始めた」と容疑を認めているとのこと。薬剤師は自ら薬を調合していたが、警視庁が成分を調べたところ、カビや細菌が検出されたという。

去年の2月といえば、新型コロナが未知のウイルスとして認識されていた頃。これは人々の恐怖心に漬け込んだ卑劣な手口と言わざるを得ないが、1月6日、「ヒルナンデス」はこの店舗を紹介していたのだ。

問題のコーナーは、レギュラーの『乃木坂46』山下美月、『和牛』による街ロケ。一見すると怪しげな店の調査として、3人が同薬局を訪れていた。

リサーチ不足な番組側の責任を問う声も…

のぼりに大きく書かれているのは、「ワンコイン漢方」というキャッチーな触れ込み。「マニアの間で有名なお店だよ」「脱法ハーブはありません!」「私があなたの『心のコーチになるからね』」など、確かに怪しげなフレーズが並ぶ。

狭い店内にはジップ付きの小袋に入った粉末が壁一面にギッシリで、1袋500円で求めやすいため、手軽に体に合う漢方薬を見つけてほしいとの説明が。山下はマムシの粉末の袋を嗅いで「すごーい!」と目を丸くし、『和牛』も「ほんまや」「ええダシ出そう」などと好感触を見せていた。

山下はさらに「悩みに合わせて調合してくれるんですか?」と興味津々で、乾燥したサソリを食べて「えびせんみたい! おつまみにいい」とニッコリ。後に書類送検されるとは知らず、店の宣伝に加担してしまった。

「怪しいお店を探す趣旨とはいえ、違法な店舗を紹介した『ヒルナンデス』とその出演者には、一定の責任が問われるでしょう。リサーチをちゃんとしていれば、ロケ以前に『新型コロナに効く』と謳ったアウトな販売をしていた情報も掴めるはずですからね」(週刊誌記者)

ネット上にも、

《これをマスコミが良いものとして取材してたっていう》
《エゴサ大好き山下美月ちゃんも、流石にワンコイン漢方店の件には触れてこなかったか~(笑)》
《マスコミが馬鹿みたいに「怪しいけど面白そう」でテレビに出すから余計な被害者生んだんじゃないの?》
《ヒルナンデス「山下美月さん卒業です」 俺「1月で卒業なのか」 嫁「中野のあやしい漢方屋行ったからかな」》

などの声が。やはり、多少なりとも衝撃を与えているようだ。

当の山下は、翌27日の放送をもって「ヒルナンデス」を卒業。元々シーズンレギュラーで決まっていた卒業とはいえ、なんともいいタイミングでの逃げ切りとなっただろう。

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