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最年少のプロ棋士である藤井聡太四段の活躍はいろんな方面に“経済効果”を波及させた。まずは将棋会館が販売した公式グッズだ。
「第1弾は扇子(税込2263円)、第2弾はクリアファイル(同324円)で、いずれも発売直後に売れ切れて話題になりました。また第3弾としてジグソーパズル(同1620円)が6月30日に発売されました」(芸能ライター)
対局の際の昼食である“勝負メシ”もかなりの注目を集めた。
「対局のたびに出前で注文する食事の内容が報じられましたが、東京では『みろく庵』の豚キムチうどん(950円)、『紫金飯店』の五目やきそば(1000円)、大阪では『小雀弥(こがらや)』のごま味噌とじうどん(900円)など、麺類が多いのが特徴です。また、おやつでは、対局中、不二家の『LOOKチョコレート』が横に置かれていたのを見た不二家が、大量に差し入れしたことが話題となりました」(同・ライター)
入荷半年待ちの商品も
将棋関連商品にも影響は及んでおり、藤井四段が将棋に親しむきっかけとなった将棋入門セット『NEWスタディ将棋』(くもん出版=税込3456円)は最近、通常時の5倍の注文がきているという。本格的な将棋盤や駒も売行きを伸ばし、将棋スクールも盛況のようだ。
また藤井四段の頭脳や落ち着きには、幼少期の教育にヒントがあるのではないかと、彼の教育法にも関心が寄せられた。
「子供のころに遊んだとされる、スイスのキュボロ社の木製ブロックパズル『キュボロ』(基本セット税込み3万2000円)は現在、入荷が半年待ちの状態だとか。地元の愛知県で通っていた幼稚園で受けた『モンテッソーリ教育』は、ビル・ゲイツ氏やバラク・オバマ前アメリカ大統領なども受けていたこともあって注目を集めています」(同・ライター)
しばらくのあいだは、藤井四段が使ったものは何でもヒット商品になりそうな勢いだ。
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