
画/彩賀ゆう (C)まいじつ
実業家の前澤友作氏と人気ユーチューバーのHIKAKINが、韓国の7人組グループ『BTS』の衣装をチャリティーオークションで落札したことが物議を醸している。
アメリカの競売会社ジュリアンズ・オークションズが主催するチャリティーオークション「ミュージケアズ・チャリティー・リリーフ・オークション」で今回、『BTS』がヒット曲『Dynamite』のPVで使用した衣装が出品された。これを前澤氏とHIKAKINが16万2500ドル(日本円で約1700万円)で共同落札したという。
今回のオークションでは他にも、ラッパーのスヌープ・ドッグの自画像などが競売にかけられており、これらの収益は新型コロナウイルスで苦しむ音楽業界の人々の支援に充てられるという。
この報道にネット上では、
《このコロナ禍で苦境に立たされた音楽業界へと寄付されるなんて、普通に良い事じゃないか》
《別に前澤さんもHIKAKINさんも好きでも嫌いでもないけど、何もしないよりできることしてるってのはいい事》
《こういうお金の使い方は賛成します。足りていないところや困っているところに補填するなら、全然良いかと思う》
といった賛同の声があがっている。
「日本の金を海外に流すだけ」
しかし一方で、オークションの会社がアメリカであることから、日本の音楽業界には何のプラスにもならないのでは?と予想する声もあがり、
《日本の音楽業界に直接寄付するばいいのに》
《寄付金は日本ではなく、オークション主催したアメリカの音楽業界に入るんだよね…?》
《韓国かアメリカに流れて終わりの案件じゃん。マジで日本の金を海外に流すだけの無駄な行動だわ》
《無意味な落札。日本には一円も流れてこない》
といった批判的な意見もあがってしまった。
「HIKAKINはつい最近、新型コロナで苦しむ飲食チェーン『サイゼリヤ』を応援する動画をあげていたばかり。『頑張れサイゼリヤ!』とメニューを大量にテイクアウトし、視聴者にも飲食店を応援するためにテイクアウトや出前を推奨していました。HIKAKINはアメリカだけ贔屓にしているわけではなく、全世界に平等に優しいのでしょう」(芸能記者)
日本でオークションが開催された場合、HIKAKINがいくら出してくれるのか期待だ!