音声SNS『クラブハウス』の危険性を指摘! 人気芸能人の決断に「冷静で賢明」

(C)Marcos Mesa Sam Wordley / Shutterstock 

何の前触れもなく、1月末ごろから突如として広まり始めた音声型SNS『Clubhouse(クラブハウス)』。各芸能人もダボハゼのように食い付いては称賛するこのサービスに、異議を唱える芸人が称賛を浴びている。

発言の主は、社会派なコメントがたびたび話題を浴びる、男女お笑いコンビ『フォーリンラブ』のバービー。彼女は2月6日放送の『週末ノオト』(TBSラジオ)に出演し、「Clubhouse」を利用開始するも、「1週間足らずでやめちゃった」とすぐに辞めたことを明かした。

理由については、同サービスにはテーマごとにトークルームが設けられているため、自分が参加したテーマにより、「『若い子たちの情報が入って来ないんじゃないか?』とか、自分と反対の意見を受け入れないくらい、頭が凝り固まってしまうのではという恐怖がある」と閉鎖性から偏りが出ることを懸念したという。

また、先日の発言が世界的に炎上した森喜朗元首相も追い打ちだったようで、「『私はああはなりたくない』と思った」「知らぬ間に自分の思考が凝り固まっていて、自分がいるポジションに気づけなくなったら嫌だなというのは、危険性として感じました」と、自身の考えが凝り固まることを徹底して恐れたという。

Clubhouseを批判するバービーに驚きと称賛

しかし、現在同サービスはユーザー急拡大の〝流行り物〟として、各メディアでも好意的に取り上げられている真っ最中。そんな中、流行に一役買っている芸能人が冷水を差すような発言をするのは、勇気がいることだと推察されるだろう。こうした背景からか、ネット上には

《やたらマスコミや芸能人が推してるけど怪しすぎて手を出したくない》
《流行モノに流されず冷静で賢明》
《巷に溢れる情報を鵜呑みにせず、自分の目で見極める力が大事だと改めて考えさせられました》
《ブームの中、こういう冷静な意見が言えるのは凄い》
《これは驚いた! 流行り好きな人種がこぞって群がり、キモい上げ記事が当分続くな思ってたのに こんなに早く冷静な人が現れるとは》

といった声が殺到。バービーの発言は好意的に受け止められたようだ。

「絶賛されているClubhouseですが、電話番号との同期を始め、実は個人情報に関する危険性がポロポロとあらわになっている最中。メディアは安易に流行に乗らず、こうした負の面もきちんと知らせるべきでしょう。まぁ、これは中国製のTiktok、韓国製のLINE、アメリカ製のツイッターも同じこと。Apple、Amazon、Googleといった企業もユーザーの個人情報を収集・管理していますし、結局は便利さや楽しさには勝てないんでしょうね」(ITジャーナリスト)

一時期「第2のツイッター」と持て囃された「Mastodon(マストドン)」は、今や見る影もな状態となっている。Clubhouseも一過性に終わってしまうのか、ツイッター・インスタグラム・Tiktokと並ぶ覇権SNSになるのだろうか…。

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Marcos Mesa Sam Wordley / Shutterstock

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