7月13日に放送された『VS嵐 夏の2時間スペシャル』(フジテレビ系)が大きな反響を呼んだ。フジテレビの社長交代による影響で、今秋にも打ち切りの可能性があると報道されていたが、以降も継続する可能性が濃厚そうだ。
フジテレビの宮内正樹社長は「フジテレビは緊急事態。『変える、変わる』を合い言葉に収益性の高い番組作りをする」とコストを重視した経営方針を打ち出した。そのため、報道ではVS嵐の打ち切りもささやかれている状況だ。
この日の番組には7月18日に始まる連続ドラマ『コード・ブルー』の出演者から山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香らが出演した。
山下と『嵐』が学生時代のエピソードを振り返り、山下が「二宮にベッドに寝かされ、柔らかいキャンディーを噛み口の上にキャンディーを固定し『落ちないでしょ』とドヤ顔をしたら3回目で口元に落ちた」話や、相葉と山下の母とのやり取りにスタジオは爆笑に包まれていた。
また、『BABA嵐』のコーナーでは、7月14日に公開する映画『銀魂』に出演する小栗旬と岡田将生が登場していた。多くの人気芸能人が出演したことで、ツイッター上では、VS嵐に関連した複数のワードが一晩中トレンド入りする珍しい現象も見られた。
VS嵐が今秋以降も継続濃厚だという根拠
VS嵐の放送されている時間帯は、『得する人損する人』(日本テレビ系)や『プレバト!!』(TBS系)など高い人気を誇るテレビ番組がひしめく激戦区だ。しかし、VS嵐は新春SPから5週連続で視聴率ふた桁以上を記録。最近では、6月15日の上戸彩や斉藤工ら『昼顔』メンバーが出演した放送回が11.3%、5月26日放送の『Hey! Say! JUMP』の伊能尾慧とモデルの山本美月が出演した回が9.6%を記録するなど、比較的安定した数字を残している。
ツイッター上では7月上旬から《#VS嵐打ち切り反対》のハッシュタグを付けて投稿する嵐ファンが続出。今日の放送後も《19時台で家族そろって見ても何の害もない。こんないい番組はないよ》、《嵐、安定で山Pやべえな、打ち切りなんてやめたほうがいい》、《木曜日の存在意義がなくなる》などと存続を願う声が多数投稿されている。
ジャニーズ事務所が方針を転換しない限りは、今秋での打ち切りはまずあり得ないだろう。
【画像】
(C)Olga Kashubin / Shutterstock
【あわせて読みたい】