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2月13日放送の『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)で行われた企画が、熱狂的な愛猫家の怒りを買ってしまった。
問題の企画は、オープニングで放送された「猫に小判」ドッキリ。猫はハムスターの滑車のようなホイールの中をひた走り、走った分だけ飼い主が賞金を獲得できる仕組みだ。途中にはエサやおもちゃといった誘惑が仕掛けられており、猫がそちらに構い始めると失格というルールが。飼い主は猫用のレーザーポインターをホイールの内輪に当て、誘導することで猫を走らせていく。
参加した猫たちはホイールに入ると、レーザーポインターが示す点を追うように走り始める。走れば走るほど賞金は伸びていくのだが、大人気キャットフード『CIAOちゅ~る』が横に置かれると、そちらに興味を惹かれる猫も出てきてしまう。
ホイールから出た猫は、エサに食いついて満足したのか、そのまま飽きてしまってチャレンジ失敗に。エサの誘惑に耐えた猫も、第2トラップのネズミ型おもちゃにそそられ、途中で走りをやめてしまう猫が続出してしまった。
猫ホイールGP🏁
ニャンコたちはロケ前のセッティング中、
機材に興味津々☺️✨めちゃめちゃ可愛かったです〜💕Twitter担当的に…
ロケ中にふと後ろを向いたら、右手でトランシーバーを持って指示を飛ばしながら、左手でニャンコを撫でている男性ベテランスタッフ(真顔)がいたのが少しツボでした🤣 pic.twitter.com/qNSjjzc3VT— ドッキリGP【公式】 (@dokkirigp_cx) February 13, 2021
まるで動物虐待ドッキリ?
スタジオは、かわいらしい猫を笑いながら見ていたが、猫たちは走ったりエサを見つけたりと忙しそう。中には、何をすればいいか困惑したように目を丸め、固まる猫も出てしまっている。そして、こうした光景は、「猫がかわいそう」「人間のおもちゃにされている」との声を呼び起こすことに。SNSには
《猫にレーザーポインター使うってホントに猫好きなの? これ動物虐待でしょ?》
《犬とか猫とか ドッキリじゃないよね? ネタがないなら番組をやめればいいのに》
《ドッキリGPの猫を無理矢理走らせて賞金を得る企画は、何がドッキリか分からんし喜々として猫を走らせている飼い主は愛猫家じゃ無いな》
《やっと猫の企画終わった 二度とやってほしくない》
《猫のこれはドッキリではないよねー。おもしろくない》
《そんなにお金が欲しいなら猫を回すのに乗せるのではなく自分でそのクルクルに乗って回れよ》
など、怒りの声が殺到することになった。
猫愛好家の熱意をあまり舐めない方がいいだろう。
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