「空飛ぶペンギン」だけじゃない!オモシロ水族館6選

稲垣 一志 / PIXTA(ピクスタ)

飼育数の多さや水槽の大きさが世界有数の大型水族館、イルカやアシカのパフォーマンスが人気の水族館等々、日本にはさまざまな特徴を売りにした水族館がある。他館との差別化を図り、趣向を凝らした展示やスタッフのこだわりが伝わる水族館を6つご紹介する。夏休み前にチェックしておこう。

まずは、ペンギンの展示区画を大きくリニューアルした東京・池袋の『サンシャイン水族館』。頭上を覆うように設置させた水槽から泳ぐペンギンを眺めることができ、その姿はまるで“ペンギンが空を飛んでいるよう”だと人気になっている。また、2014年夏に開催し、以後94日間で約20万人の来場者を数え、“危険な生き物、毒たっぷりでお出迎え”というキャッチコピーの『猛毒展2』(9月3日まで)も開催している。緑のマッドサイエンティストの研究室や、紫の魔女の部屋などのゾーンに分かれて展示がされており、そうした毒々しい部屋の色をイメージした食べ物も提供している。そのなかのひとつがデトックスヨーグルトで、かなり毒々しい色味が特徴。ほかにもカエルケーキなども販売されている。

長野県の『蓼科アミューズメント水族館』は、海のない長野県にあるため淡水魚の展示が中心。建物は標高1750メートルと日本一高い場所にある水族館で、パルテノン神殿をイメージして建てたという一風変わりな造りが特徴だ。また、『山梨県立富士湧水の里水族館』も日本の清流に生息する淡水魚が中心だ。

『すさみ町立エビとカニの水族館』(和歌山県)は、エビとカニにこだわった水族館。一方、ウミガメにこだわっているのが『日和佐うみがめ博物館カレッタ』(徳島県)だ。同県日和佐町の大浜海岸は、ウミガメの産卵地として国の天然記念物に指定されている貴重な場所で、同館はその海岸に建っている。ちなみに“カレッタ”はアカウミガメの学名だ。

 

魚を食べちゃう水族館!?

そして展示してある魚を食べられるという水族館もある。愛知県蒲郡市にある『竹島水族館』だ。

「テイクアウト専用ですが、深海魚のハシキンメの『押し寿司』を販売しています。ハシキンメは、地元では食べられていますが、あまり関東ではお目にかからないキンメダイの一種です。また市場で値がつかない魚の押し寿司もあります」(地元グルメライター)

展示品のヤマトトックリウミグモの水槽には《食べてもおいしくないです。というより身がないです》といった目を疑うような面白い手書きの表示がある。こんな人を食ったような同館の演出が奏功し、5年前と比べ年間約3倍の来館者を獲得している。

アイデアがたくさん詰まった水族館は、きっと子供だけでなく、大人も楽しませてくれるだろう。

 

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